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おかあさん だいすきだよ」 ママの声

おかあさん だいすきだよ 作・絵:みやにし たつや
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2014年02月
ISBN:9784323072753
評価スコア 4.74
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  • 息子へ、だいすきだよ

    『ぼくね おかあさん だいすき』と言ってくれる坊や。

    どのページも、現実のおかあさんが怖い顔や厳しい表情でいう事を、
    次のページでこんなふうに言ってくれたなら、『ぼくね もっとおかあさんのこと だいすきだよ』と返す坊や。

    最後は、しかってばかりでごめんね、と反省するおかあさん。
    『ちゃんとしなさい!』、『はやく!はやく!』、『なにやってるのだめね!』、
    『いいかげんにしなさい』、『しょうがないわね!』、『いつもそうなんだから!』、
    『いそいで!ぐずぐずしないで』、『なんかいいえばわかるの!』・・・。

    息子へ
    ごめんね。本当に、本当にごめんね。この絵本に出てきたおかあさんの厳しい言葉の数々。ああ、このうちのどれだけの言葉を、何度あなたに、きつい口調で投げかけてしまったことでしょう。
    あなたもきっと、この絵本の坊やのように「こういう言い方をしてくれたらぼくの気持ちも晴れるのに」と何度も思ってきたことでしょう。それでも黙って、小言の数々を聞き流してくれていたのですね。これからはもう少し、言い方に気をつけます。
    時々、ふとあなたのことがとても心配になって「笑顔が見られたらそれで十分」「無事でいてくれたら、ただそれだけでいい」と思うくせに、普段はつい、小言ばかりですね。
    本当にごめんなさい。
    あなたのことがだいすきな気持ちは、ずっとずっと変わりません。いつもあなたの成長を傍らで見守っていけることをとても楽しみにしています。これからもよろしくね。

    投稿日:2015/11/23

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  • 大切な時間をくれる

    主人が息子に読み聞かせ。
    私は台所で家事をしながら聞いていました。
    (主人も私もはじめて)
    ふんふんふん。。わかるわ
    などと聞いていると
    途中から主人の声色があやしくなり、、、

    すっくと対面キッチンの前に現れた主人
    その目からは大量にあふれる涙。男泣きで仁王立ち。
    「おれ、もう読めん。。。」
    きょとーんとしている息子のところへ行き
    私が続きを読みました。
    泣きながらとなりで聞いている主人。
    「ずっとずっとずーっとだいすきだよ。」
    最後の一文を読んだあと
    ぎゅっと息子を抱きしめてあげました。
    主人も息子を抱きしめました。

    ふだん息子に怒ってばかりいる自分と
    リンクしたとのこと。
    分かっているんだけど、怒っちゃうんだよなぁ。
    子供を怒らない親なんていない。
    それがダメというんじゃなく
    日々のなかでふと立ち止まって
    子供を抱きしめてあげる
    ぎゅっとしてあげる
    そんな大切な時間をくれる作品。
    おかあさんだけでなく
    子育てに日々奮闘しているおとうさんにも
    おすすめです♪

    投稿日:2015/11/15

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    3
  • 親がこっそり読んでおこう

    • すっくるさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子3歳

    育児書です!って感じの絵本です。宮西さんのこの手の絵本は
    読み聞かせしている親のほうがなんだかもどかしく、考えさせられ、
    ちょっと顔が赤くなっちゃう本。

    これもその一冊。
    娘には、
    思わずママのほうからこれ読んであげるっていっちゃうのだけど
    読んでいきながらちょっと後悔。
    またみやにしさんにやられたなぁ〜って感じです。

    本当に、そうよね。
    同じいうならこういえばいいのにねって。。。
    勉強になりました。宮西さん!

    で、娘は、その後一度ももう一度読んでほしいと
    言ってこない一冊です。
    三歳になる娘だけど、宮西さんのティラノシリーズにはまって
    全部そろいつつありますが、これはなぜか
    最初で最後の一度きりでした。

    でも、ママはこっそり6回くらい読んでみてます。

    投稿日:2015/04/23

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  • ほろり。

    寝顔を見ながらのお母さんの懺悔・・・きっと子を持つ母なら誰しも思い当たる節があるはず。子育ては、楽しいばっかりじゃないけれど、子どもがくれる「おかあさん だいすきだよ」というまっすぐな気持ちは何にも変えられない宝物。そしてその気持ちを「好き好き、かぁかぁー、ぎゅーっ^_^」と最高に可愛らしい表現であらわしてくれる「今」を、もっとかみしめながら子育てしないともったいないなぁと思いました。

    今でこそとっても楽しくやっていますが、妹が生まれ不安定だった2歳になりたての息子。まだまだ大きな赤ちゃんとは頭で理解しながらも、言葉が達者なのでつい感情的に叱ってしまっていた時期を思い出します。その頃に、この絵本を読んでいたら、ほろり。どころではなく、号泣だっただろうなぁ。

    投稿日:2014/05/09

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  • 子ども目線の泣ける絵本

    うちも今日も派手に子どもとやりあってしまいました。そんな日は読むのがちょっと辛くなってしまう絵本。大人の言い分ばかり言わず、愛情をきちんと表現して、相手の話を聞くことが大事ですね。毎日悪戦苦闘してる親子に是非おすすめ絵本です。

    投稿日:2020/10/20

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  • おかあさんも大好きだよ

    きっと泣いてしまう。
    そう思いながら手に取った絵本。
    1ページ目から泣いてしまいました。
    弟が産まれて兄を怒る回数が増えていた矢先に見つけた絵本。
    そう、少しだけ。そう、少しだけ優しく。
    少しだけ寄り添う事が出来たら、、、、!
    怒られてもグッとがまんしてたのかな?
    言い返してこない息子の心の中を教えてくれた気がします。
    怒ってばかりじゃ気持ちは伝わらない。
    少しの言葉とスキンシップが大事なんだと強く優しく教えくれる1冊です。
    読み終わった後は切なく、愛おしくて子供を抱きしめずにはいられません。

    投稿日:2019/03/18

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  • 誰向け?

    • 針鼠さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子2歳

    生協からの頂き物ですが、嫌悪感が強くてあまり子どもに読み聞かせたくないです。

    いちいち悪い言い方の手本のような言葉選びをし、子どもが寝たら「こんなお母さんでごめんね」と自分を卑下して泣く自己陶酔型の母親と、
    何歳の想定か分かりませんが、「僕のこと注意しないで甘やかしてくれたら、お母さんもっと大好きだよ」と繰り返す子ども。そりゃ自分に都合のいいことしか言わない親なら大好きでしょうね…
    厳しい注意の言い替えとして、何故かただの甘やかしになっているパターンが散見されます。

    ところでこの子ども、幼稚園バッグらしきものを持っていますが、行きは玄関で見送られて、帰りも一人の様子。園バスにしろ各自登園にしろ、お母さんは付いていかないのでしょうか?

    作者紹介によると、おじいちゃん世代の男性のようです。どうりで。

    投稿日:2019/02/18

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  • 絵本を使ってお母さんに反省させる本です

    • Mママさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳

    生協の子育て支援基金から配布された絵本でした。

    いつもこういう言葉かけをしているお母さんはごめんなさいと涙するのだろう。
    いつもこういう言葉をかけられてる子供は自分の気持ちを代弁してくれたと思うのだろう。

    我が家では今のところ、この本に出てくるような声かけは、子どもの頃自分がされて嫌だったのでしていない。
    だから、娘はどんな楽しい世界が広がっているのか絵本を広げてワクワクしたのに「はて?」という反応。
    私は昔の記憶が蘇りげんなり。

    忙しいと絵本の理想通りにうまくいかない事だって多々ある。気をつけているとはいえ、自分もうっかり言ってしまいそうになる。

    お母さん向けの育児書にこういうことが書かれているのはとっても大切だと思うけど、子どもの絵本の読み聞かせを利用するなと言いたい。

    夫も同意見。

    投稿日:2018/11/11

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  • 毎回、涙なしには読めない本

    ママ(私)に 「早くして!」と、良く言われるようになった、3歳の娘に読みました。

    自我が強くなり、「イヤ!」「自分で!」「私はこうしたいの!」と、思うように動いてくれない事も多く、日々、子供に感じているイライラを収めたい…。 優しい気持ちになりたい…。 そんな願いを込めつつ、半ば自分の為にも読んでみました。


    娘を膝に乗せて、読み始めると、右側の 「怒ってるおかあさん」 のセリフは、あらまぁ、スラスラと気持ちを込めて、読めること…(笑)。

    あー、毎日、これ言っちゃってるわー。。 と、読みながら、反省。。

    左側の 「理想のおかあさん」 のセリフは、読んでると、優しい気持ち、優しい声が自然と出てきました。

    同じ出来事でも、捉え方の違いで、こんなにも出てくる言葉が違うのだなぁ…と、改めて感じました(-_-;)。


    そして、ラスト…。
    何故か、「おかあさん、おやすみなさい」 で、既に声が震えてしまいました。

    あれだけ、ガミガミ言われていても、無邪気に寄り添って、眠りにつこうとしている子供が、なんとも言えない位に愛おしくって…。

    それからの、「ごめんね」 は、もう涙が出てきて、ちゃんと読めませんでした。


    そう、おかあさんも、大好きなんだよ。
    大好きで、大切なのに… いつもしかってばっかりで、ごめんね。

    ラストの方の、子供とお母さんの表情も、見ていて涙が溢れてしまいます。


    最後は、思いっきり気持ちを込めて、「だいすきだよ」 と言いながら、ぎゅーっと娘を抱きしめてしまいます。


    娘はというと、いつも、「だいすきだよ」をニコニコしながら聞き、毎晩の様に 「これ読んで」 と持ってきます(笑)。

    まだまだ、ついつい、「しかってばかり母さん」にもなってますが、出来るだけ 「やさしい母さん」 を増やして行きたいなぁ… と、思わせてくれる、素敵な絵本です♪

    投稿日:2016/08/31

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  • 涙が・・・

    ちょうど園に通いだした息子を持つ母親です。
    息子に読んであげようとしたのですが、まず親が試してみようと読んでみました。

    そしたら・・・
    息子に読んであげる前に涙が出てきてしまいました。
    読んであげると泣いて息子がびっくりしてしまうので、読んでません。
    どんな反応するか、楽しみではありますが・・・

    最近叱ってばかりだなぁ、と反省していたところにこの本に出会いました。
    ほんとごめん・・・
    確かに、この本の男の子の言うとおり、余裕を持って子どもに話しかけることができたらいいのですが・・・
    でもお母さんも人間なの・・・ごめんね。いつも許してくれてありがとう。
    大好きって言ってくれてありがとう。

    投稿日:2016/05/17

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