半年程前に家を整理したという夫の実家からやってきました。大学生になった甥が小さい頃読んでいたものです。
クモとかヘビとかちょっと不気味系の生物が好きだった甥の愛読書らしく、クモやら巨大なエビやら食虫植物やら骸骨やらがどーんと立体的に飛び出してくる仕掛け絵本です。
余りの不気味さに、私は1ページ開いただけで「ギャー!」と閉じてしまうのですが、次男が熱心に見ているのです。
とりあえず私に気を使って「気持ち悪いよねぇ」などとは言うのですが、それよりも、不気味なものが飛び出してくる魅力の方が大きいようで、結構繰り返し見ています。
発行元の大日本絵画は、仕掛け絵本を多く手掛けているようですが、こんな不気味なものをテーマに堂々と飛び出す絵本を作ってしまうあたり、なかなかのクセモノです。
☆4つとしたいところですが、私がどうしても気持ち悪くて再度ページをめくることが出来ず、☆3つとしました。