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まちねずみジョニーのおはなし」 ママの声

まちねずみジョニーのおはなし 作・絵:ビアトリクス・ポター
訳:いしい ももこ
出版社:福音館書店
税込価格:\770
発行日:2019年11月01日
ISBN:9784834084887
評価スコア 4.43
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  • どちらに住みたい?

    いなかのねずみチミーとまちのねずみジョニーのお話です。
    それぞれの風景や情景や環境の違いの対比が面白く,イラストも見応えがある魅力的に感じました。
    ビアトリクス ポターさんの描くイラストは本当に素敵ですね!!
    どちらに住みたいかな〜と読み手は考えることでしょう。

    投稿日:2018/01/23

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  • 知ってる!

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子13歳、男の子10歳

    久しぶりにピーターラビットシリーズを読んでみたくなりました。

    適当に選んだのがこのおはなし。

    読んでみたら、イソップ童話の「まちのねずみといなかのねずみ」の話でした。残念!知ってる話だあ。

    でも、絵はポターらしい、かわいらしくて目が離せないねずみさん。

    本当に動物たちの表情豊かで、すごく癒されます。

    またほかのお話を読んでみようと思います。

    投稿日:2013/02/13

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  • 自分だけの心地よさ

    ピターラビット版「まちのねずみといなかのねずみ」のお話です。

    いなかのねずみ・チミーは、やさいかごに入ったまま、町の家に来てしまいました。町のねずみたちは、ごちそうを食べていますが、人間たちの食べ物を命がけで奪ってくるので、チミーは生きた心地がしないのです。

    ごちそうには恵まれているけれど、のんびりしたところがない町の暮らし。豊かさはないけれど、のんびりしている田舎の暮らし。その対比がうまく描き出されていると思いました。

    どこに居心地のよさを見つけるかはそれぞれの主観ですが、作者は田舎がいいようですね。

    私も読みながらどちらがいいのかなと思いました。田舎でも文化的な情報や本があれば、楽しめますが、時には町にも行きたいと私なら思ってしまうかもしれません。

    町の暮らしでやせてしまったチミーが田舎に戻って生き生きと生活を始めたのを見て、何だかほっとしました。

    自分だけの心地よさって生きている上で必要だなと思います。

    投稿日:2008/01/23

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  • 生まれ育った場所が一番

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子8歳、男の子8歳

    まちねずみジョニーと、田舎のねずみチミー・ウィリーは、生まれ育った場所も生活の仕方もまるで違いました。
    あるとき、チミーは間違って野菜かごに紛れ込み、町につれていかれました。

    ひょんなことで町に出てきた田舎のねずみにとって、見るもの聞くものすべて驚くことばかり。
    ひっきりなしに音はするは、猫に追いかけられるはで、落ち着く暇がありません。
    やっとの思いで、わが家に戻ってきたチミーが、今度はジョニーを迎えると…。

    誰にでも、生まれ育った故郷があります。気候や風土の違い、生活習慣の違い、それは人もねずみも同じなのですね。
    締めくくりの一文「わたしは どうかといいますと、チミーとおなじように いなかにすむほうがすきです。」は、まさに、湖水地方を愛した作者ポターの本心が表れているもので、お話の最後の最後にこんな一言を加えるポターの人となり(人臭さ)に、魅力を感じました。

    そして、私自身、田舎に生まれ育ちました。このお話を通して、ジョニーよりもチミーに愛着を感じるのは、そのせいかもしれません(^-^)

    投稿日:2007/10/19

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  • 町と田舎の対比がおもしろい

    絵本にしては長編ですが、ビアトリクス・ポターの良さがよく出ている絵本だと思います。 絵がリアルなので、イギリスの町の様子と田舎の様子がよく分かります。 ねずみの視点で見ているのも面白いです。
    それから、絵本にしては珍しく、最後に作者の意見が書かれています(私は都会よりも静かな田舎のほうが好きです、だそうです)。作文じゃないんだから自分の意見を最後に明記するのはどうかとは思いましたが、まぁ、イギリスの田園風景の魅力を見事に描いたことに免じて許しましょう(笑)。

    投稿日:2006/04/24

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