この本は表題に「語りかけ 擬音・擬態語絵本」とあるように、あかちゃんにことばへの関心を高めるための絵本です。
今回は、影絵遊びを基本にして、何かな?という問いに、次頁に答えがあるという形式の作品になっています。
作者の正高 信男さんは、京都大学霊長類研究所教授。
同シリーズの「ぴょんぴょん なにかな?」は両手の影絵遊びでしたが、今回は片手の影絵。
犬、猫、狐、アヒルと4つの影絵が登場するのですが、知っていたのは狐だけでした。
実際にやってみると、犬は、難しく形すら出来ません。
猫も、一寸分かり難いかなという感じがしました。
とは言え、影絵と絵本とのコラボレーションで、あかちゃんに語りかけるというのは、とても良い刺激になると思います。
あきやまさんの絵が絶妙です。
このシリーズは6冊出ていて、ファーストブックにオススメします。