話題
ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

  • かわいい
  • ためしよみ

ペローの青ひげ」 パパの声

ペローの青ひげ 作:シャルル・ペロー
絵:エリック・バトゥー
訳:池田香代子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2001年
ISBN:9784061892156
評価スコア 3.33
評価ランキング 55,356
みんなの声 総数 2
「ペローの青ひげ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 何が言いたいのだろう

    なんともおぞましいお話です。
    連続殺人鬼「青ひげ」。
    どこかの国の猟奇事件の犯人が「青ひげ」と呼ばれた理由が分かりました。
    シャルル・ペローといえば、『赤ずきん』、『シンデレラ』、『長靴をはいたねこ』…、それぞれは確かに深読みすれば背景のある作品で、軽い童話ではないことも解りますが、子どもたちに夢を与える作家のはず。
    エリック・バトゥーといえば、『いつだってともだち』、『にっこりねこ』、『それはひ・み・つ』とシンプルな絵の中で、子どもたちに夢を与える作家のはず。
    ですが、この作品はそれぞれの作品の延長にありながら、領域を越えてしまった感じがします。

    ペローはこの作品の中に、背景のある教訓を述べました。
    1.一時の興味が身を滅ぼすことがある。
    この説明のために、これほどのおぞましさは不要だと思うのですが。
    2.今時こんな人はいない。
    実はそうではない社会だから、この作品を軽く流せないのです。

    バトゥーはシンプルな絵をよどませて作品を仕上げています。
    ペローの話とあまりにかみ合いすぎて不気味さを増長してしまいました。

    舞台劇のような作品です。
    救いの手が差し伸べられるまでの展開にかなり無理があります。
    「現実には助からないのだよ」と言っているようでもあります。
    子どもに読むのはやめましょう。

    投稿日:2011/05/27

    参考になりました
    感謝
    0

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / いないいないばあ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(2人)

絵本の評価(3.33)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット