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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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ママがおばけになっちゃった!」 パパの声

ママがおばけになっちゃった! 作:のぶみ
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2015年07月16日
ISBN:9784061332676
評価スコア 2.56
評価ランキング 218,498
みんなの声 総数 60
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  • できれば自分の子どもには読ませたくない本だと思いました。

    死を扱う絵本はたくさんありますが、この絵本はどこか「なんか感じ悪いよね」という違和感を覚えます。

    大切な人がいなくなる、ということの重大さをあまりにも軽々しく描きすぎているからでしょうか。

    ママがおばけにならなくても、子どもを大切に思う気持ちは伝えられるのでは。
    いたずらにママがいなくなることの恐怖心をあおって、ママはどこにも行かないで、という気持ちを子どもに植え付けてしまうような気がします。

    本当に、ママが子どものことを大切に思い、子どもにとって伝えなければいけない何かがあっておばけになるとすれば、それは「さよなら」という言葉ではないでしょうか。

    突然訪れる死が、不幸にも現実のものとなってしまった子も世の中にはたくさんいます。

    もう会えないことが信じられない、もっと一緒にいたかった、楽しかったときの思い出がめぐり、けんかしたり悪いことをしたことを後悔し、いろんな気持ちが湧いてきて整理がつかない、受け止められない。

    そうした子どもたちのやりきれない思いは、ここでは全く掬い取られていないように思います。


    ここで扱われている「死」は、あまりにも軽く、その軽さが大切な人の死や、そのさなかにめぐる様々な思いを軽んじているような気がします。

    24時間テレビにあるようなただ感動を誘うだけの演出のような既視感を感じ、同時に不快感を拭いきれませんでした。
    それが感動のポピュリズムだとすれば、そういうものなのかもしれませんが。

    投稿日:2015/10/08

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  • 胸キュン

    なんだか、車にぶつかってあっけなく死んでしまったお母さんですが、死んでからのかんたろうとのコミュニケーションに、胸がしめつけられました。
    母親からすれば、死んでも息子のことは気になってしようがないのです。
    それでも、次第にかんたろうはおばけになったママを卒業していくのでしょうね。
    だから、こんなに簡単に死んでしまったママのおっちょこちょいは大失敗。
    この絵本を読んだら、ママの気持ちも引き締まるでしょうね。

    投稿日:2015/09/06

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