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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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ほしじいたけ ほしばあたけ」 パパの声

ほしじいたけ ほしばあたけ 作:石川 基子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2015年09月09日
ISBN:9784061332720
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,617
みんなの声 総数 29
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  • 発想豊かすぎる絵本

     なんとも発想豊かな絵本だ。
     ほししいたけをモデルに絵本ができるなんて思いませんでした。
     だって、ほししいたけの、しわしわが絵本の主人公になるなんて思います? いくら栄養がうまみがあっても、あまり思わない。
     しかも、このタイトル。ほししいたけに「点々」をくわえて、「ほしじいたけ」。
     うまい。

     もっといえば、いつものしわしわの「ほしじいたけ」ですが、森の「きんるい」、これは菌類です、の仲間はピンチにおちいれば、自らの身体を水につけて、あらま、力強い「わかものしいたけ」に変身するのですから。
     こんな発想は普段台所に立つ人でないとわいてこないのではないでしょうか。
     しわしわのほししいたけを水でもどせば、ぷっくら肉厚のしいたけになる。そのことをしっかり見ていないと、わからない。
     この絵本は、それだけで十分楽しめます。

     さらには、この絵本に登場するきのこの仲間たち。
     タマゴダケ、オオワライタケ、ホウキタケ(このホウキタケがせっせと掃除しているのなんて笑ってしまいました)、ヌメリイグチ、それにキヌガサタケ。
     いやいや「きんるい」の仲間たちも随分楽しそうです。

     どうして「ほしじいたけ」が若者しいたけに変身したかというと、子どもたちがおにごっこをしていたら、タマゴダケが崖から落ちてしまったんです。それを助けようと、「ほしじいたけ」は谷底に降りたのですが、しわしわですから崖をのぼる力がありません。
     そこで自ら水にとび込んで若者しいたけに変身したのです。
     ところが、高い崖の途中で力がなくなってきました。あやうし、若者しいたけ。
     と、そこに「ほしばあたけ」も若者しいたけに変身して、二人を助けます。
     いつも仲のいい「ほしじいたけ」と「ほしばあたけ」は、若者しいたけになっても仲がいいのです。

     「ほしじいたけ」たちの活躍を見ていると、人間の「ほしじいたけ」も「ほしばあたけ」もまだまだやれるのじゃないかと思います。
     案外この絵本は老人たちに受けたりするかも。

    投稿日:2015/10/18

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    3
  • 味のある大活躍

    ほしじいたけもほしばあたけも、だてに歳をとったわけではないようです。
    栄養やうま味を蓄えて、いざとなれば、水に浸って昔の姿に戻ることができる。
    茸の仲間たちからは尊敬される存在ですね。
    若々しく変身した二人の活躍に拍手喝采です。

    投稿日:2015/11/18

    参考になりました
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