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14ひきのせんたく」 パパの声

14ひきのせんたく 作・絵:いわむら かずお
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1990年05月
ISBN:9784494006953
評価スコア 4.82
評価ランキング 216
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  • 心を洗いましょう

     いわむらかずおさんの「14ひき」シリーズはとても人気の絵本です。
     森に暮らす野ネズミの家族、おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして10ぴきのきょうだい、全員で14ひき。
     この作品の素晴らしいところは、季節きせつのストーリーとその景色と色彩。
     野ねずみたちの視点が低いので、まるで読者も小さくなって森の中で遊んでいるかのような気分になります。

     この作品でいえば、季節は夏。
     雨がやんで森に夏の太陽が差し込んできたところ。
     家族の大せんたくが始まります。
     全体的に薄い緑が基調になった色彩になっていますから、読むには初夏あたりでも大丈夫。
     雨のあとのせんたくほど、気分がすっきりします。
     本当にこの巻ではきれいな緑が美しい。
     彼らがせんたくをする谷川の風景も、緑が映えます。
     普通だったら、水色あたりを使うような気がしますが、いわむらさんはそうはしなかった。
     緑色を使うことで、風の気分に満ちた世界になっているように感じます。

     14ひきは野ねずみですから本当によく似ています。
     よくよく見ると、それぞれに特徴があります。
     シャツの柄やパンツの色、帽子のかぶりかたとか。
     だから、時々文章のなかに名前をいれることで、読んでいる子どもたちは絵に釘づけになります。
     そして、名前のはいった野ねずみを見つけると、うれしくてたまらない表情をすることでしょう。

     いわむらかずおさんの「14ひき」シリーズは、心をせんたくする絵本なのです。

    投稿日:2017/04/30

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  • 娘のヘビーローテーション

    娘のヘビーローテーションの1冊。
    14ひきは、夏のある日、シーツやら洋服やらをまとめて洗濯しに、
    川に向かいます。
    カエルとの絡みや、思わず水遊びになる涼しげな感じ、
    家族みんなでの共同作業。
    シリーズ通して感じられる
    自然のスケール感や家族の絆を楽しめます。

    投稿日:2011/07/14

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  • 大家族の描写が素晴らしい

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    国内500万部、海外150万部の超ロングセラー絵本シリーズ。
    おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして兄妹10ぴきの物語なのですが、シリーズでこれだけ外れがないのも例がないのではないでしょうか?
    その中で一番の発行部数を記録しているのが、本作品で101万冊に達しています。

    今回のお話は、あさごはん。
    早起きはやっぱりおじいさん。
    みんなで順番に顔を水で洗います。
    それから家族それぞれが、あさごはんの仕度にかかります。
    のいちごつみに行く者、スープつくり者、どんぐりの粉でパンを焼く者と皆が力合わせていく様は、今では見ることの出来ない大家族の姿。
    どこか羨ましく思えてしまいます。

    14の個性が丁寧に描かれているので、子供にとっては楽しい限り。
    見極めるのも、直ぐ出来ることでしょう。
    それと、何度も見ると新しい発見があること。
    ろっくんがとげを刺してしまい、家に着いたら赤チンを塗ってもらうシーンなんて、見逃してしまいますよね。
    本当に細かいところまで、描きこんでいると思います。

    表紙の裏描かれた木の家の断面図と、家のまわりの鳥瞰図も、とても良く出来ていて、この世界に飛び込みたくなること受けあいです。
    我家の必需品と言えそうです。

    投稿日:2008/04/29

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  • 夏の暑い日にオススメ

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    国内500万部、海外150万部の超ロングセラー絵本シリーズ。
    おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして兄妹10ぴきの物語なのですが、シリーズでこれだけ外れがないのも例がないのではないでしょうか?

    今回のお話は、川で洗濯。
    洗濯板とかも登場するので、やっぱり懐かしい限り。
    現代の子供達にとってピンとこないかも知れませんが、いわむらさんの絵だと、理解してくれるはず。
    皆で川で洗濯して、干すなんて風情があってどこか羨ましい。

    いわむらさんの描く川は、夕焼けと並んで大好きなシーンの一つなので、十分に堪能出来る作品でした。
    昔の洗濯の仕方を話すのにも、良い教材だと思います。
    夏の暑い日にオススメしたい絵本です。

    投稿日:2008/02/23

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