家庭菜園を始めるなら、やはり夏野菜がいい。
なんといっても、その数が多い。トマト、ナス、キュウリ、カボチャ、ピーマン、トウモロコシ、エダマメ、まだまだあります。
これらの野菜の実の実にカラフルなこと。赤でしょ、青でしょ、緑でしょ、黄色でしょ、まだまだあります。
それに夏野菜の花も美しいし、夏野菜は上に上にと成長するものが多いので、畑がにぎやかに見えます。
この絵本はそんな夏野菜を楽しく紹介しています。
ただどうしてなのか、ナスがなくて、かわりにアスパラガスがはいっています。
スイカとかも欲しいところですが、それはまた別の機会を待っていましょう。
この絵本では可愛い動物たちが、夏の畑にやってきます。
最初は、トマト。畑にやってきたのはカエルの一家。
何気なく、トマトの品種なんかも描かれているし、その横のページでは成長過程も説明されています。
トウモロコシのページには「ひげはながいめしべで けんしといいます」なんて、本格的な説明まで付いていて、少しびっくりしました。
夏野菜の魅力で大切なことを忘れていました。
それは、おいしいこと。
色んな食べ方ができるのも、特長です。
だから、この絵本のおしまいには「はたけのごちそうレシピ」もついています。
「えだまめパンケーキ」なんかおいしそうですね。
夏野菜は色よし、形よし、味よしの、三方よしなんです。
この絵本も、とってもおいしい。