はなかっぱの第2段。
一作目からはや3ヶ月での発刊です。
はなかっぱの住む水も空気も澄んだ場所と、山の向こうにある都会の汚れを対比して描いています。
都会について、
きれいな水はちょっとだけ。きれいな空気もちょっとだけ。木も花もちょっとだけ。のんびりしているひともちょっとだけ。と評しています。
そして、都会のごみ山からは、怪獣グチャットンが出現するのですが、はなかっぱの池の水を飲んだら、あ〜ら不思議というオチになります。
前回に比すると、警鐘を込めたメッセージ性が強い作品になっていてますが、そこはあきやまさんならでは絵調によって、子供でも分かりやすい内容に仕上がっています。
自然の大切さを、すんなりと理解してもらえる絵本だと思います。
今回、きれいな水をグチャットンが欲しがったので、念じたらゆりの花が咲いたはなかっぱくん。
次回では、どんな花を咲かせてくれるのでしょうか?
はなかっぱくんの成長が楽しみでなりません。
次回作が待ち遠しいです。