1987年9月21日の「ニューヨーク・サン新聞」の社説を訳した作品です。
何と、バージニアという8歳の少女の「サンタクロースっているのでしょうか?」という問いに、社説で答えているのです。
勿論、内容はとても素晴らしく、是非子供だけでなく大人の人にも是非読んでいただきいと思います。
ただ、私がこの本を手にとって思ったのは、この新聞社の方とバージニアに新聞社に質問してごらんと諭したお父さんの子供に対する愛情に満ち溢れた行為の崇高さです。
こんな志を持つ新聞社が今でもあったとしたら、それこそ本当の社会の木鐸と言えるのではないでしょうか?
今では、古典のようになって、クリスマスの時期になるとアメリカのあちこちの新聞や雑誌に掲載されるのも、本当に納得できる逸話です。
是非、こうした気持ちを持ち続けて子供と接っすることの出来る大人でいたいと思います。