「ゆかいなかえる」 パパの声

面白おかしく描かれているかえるたちですが、卵の大半が魚に食べられてしまうところからスタートするこの絵本は、緊張感を持ってしまいました。
いろんな敵から身を守りつつ、愉快に暮らすかえるたちは、危険と隣り合わせでいながらにしあわせなのです。
命の大切さと生きているしあわせを感じ取りました。

１歳の娘と一緒に読みました。かえるの本です。何より絵のかえるがとても躍動感があって、リアルですが生き生きと、また楽しそうに描かれているのがとても良かったです。文章もリズム良く読めますし、題の通り本当に愉快なかえるたちで読んでいて楽しくなる本です。

　水の中のカエルの卵。魚がやってきてパクッと食べた。でも４つの卵だけ流れていった。
　その４つの卵からかえったカエルの１年間の生活がユーモラスに描かれています。

　物語の途中で，鷺や亀がカエル食べようとしますが，カエルたちは，それさえも遊びにして楽しんでしまいます。

　躍動感に満ちた絵とリズム感のある文章。本当にユーモラスで楽しい絵本です。

　多くの命の可能性（卵）から，授けられた命を楽しむカエルたち。
生きていることは，こんなに素晴らしいことなんだと私たちに語ってくれます。

４匹のかえるの成長を描いた本です。
青、緑、黒、白の４色がベ−スの絵本です。
色自体は地味なのですが、かえるたちの楽しさが、読み手に伝わってきます。
自然界の厳しい条件下ながらも、楽しい生活をおくっています。
自然界のことが子供たちに伝わるのではないかと思いました。
見返しにおたまじゃくしがいっぱい描かれていますが、そのペ−ジに興味をもっていました。
字数的に２歳の娘にはちょうど良いみたいです。