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うらしまたろう」 パパの声

うらしまたろう 絵:秋野 不矩
再話:時田 史郎
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1974年3月25日
ISBN:9784834004137
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,524
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  • 「うらしまたろう」ならば知っていると思っていたのですが、読んでみるととても奥の深さを感じさせられます。
    これだけ数多く出されているお話もあまりないのではないのでしょうか。
    お話にもバリエーションがあり、描き方にも作者の思いがあり、ファンタジーであったり、ラブストーリーであったり、メルヘンであったり、ヤングアダルト系だったり…。
    艶っぽい乙姫様がいたリ、可愛い乙姫様がいたり…。
    この時田さんの再話は実直で、子どもたちとってわかりやすいお話になっていると思います。
    松谷みよ子さん、いわさきちひろさんの「うらしまたろう」とほぼ近いお話ですが、秋野さんの絵はお話とストレートに一体化していると思います。
    何冊か読み比べすると、「うらしまたろう」の奥深さを感じると思います。
    それにしても、開けてはいけない玉手箱は、開けなければいったいどのように使うものだったのでしょうか。

    投稿日:2012/09/05

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  • 記憶に残る「うらしまたろう」

    誰もが一度は耳にしたことがあるだろう昔話。
    “助けたカメにつれられて、得も云えぬ夢のような竜宮城で、楽しいひと時を過ごし、おみやげにと玉手箱を渡されて、戻った故郷で玉手箱を開けると、たちまちおじいさんになってしまいましたとさ、ちゃんちゃん”とまぁ、大方こんな風に記憶していた「うらしまたろう」ですが、大人になって改めて読んでみると、かなり記憶を裏切られる内容でした。(色々な「うらしまたろう」が出版されていますから、他の作品ならこの通りだったかもしれませんが‥)
    まず、助けたカメが実は乙姫だったということに加え、たろうが乙姫に婿入りすることになる成り行き。それに、渡しておきながら“開けてはいけない”と言う乙姫はとても理不尽に映り、たろうを試す、まるで聖書に出てくるヘビのような存在に映りました。終り方は“白髪の老人になってしまった”とぷっつりと切れており、たろうへの報いなのか非情なものを感じました。年老いた両親を置き去りにして現をぬかした罰ということでしょうか?カメを助けたのは善かったのかどうか、因果応報というには解釈に詰まるお話しですが、でも、きっとこどもにとっては記憶に残るお話しなんですね。ここまで深読みしないでしょうし、楽しく読めばいいんですよね、とっぴんぱらりのぷうとね。

    投稿日:2010/04/09

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  • 美しい絵が物語を引き立てます。

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子12歳、女の子9歳

    良く知られた昔話。だからこそ、子どもに訴えかける文章と絵で伝えたい。そんな期待に応えてくれるのが、時田、秋野版のうらしまたろうだと思う。美しい絵がうらしまたろうの物語の物悲しさを引き立てています。沢山出版されているうらしまたろうですが、選ぶならこの一冊を。

    投稿日:2007/03/28

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  • 楽しきかな、古典

    • ウィスターさん
    • 30代
    • パパ
    • 大阪府
    • 男の子3歳、男の子2歳

    誰でもご存じの「うらしまたろう」の物語です。時田さんの文章は、いかにもおじいさんが孫に語ってあげるような優しく、でもちょっと寂しげな文体で、物語の流れにもよく合っていて大変読みやすいです。秋野さんの絵は美しく、海の描写などは読みながらみとれてしまいます。「ももたろう」「いっすんぼうし」「したきりすずめ」と一緒に購入したのですが、長男はこれら古典を大変気に入っています。絵本ナビで見ると、こういった古典作品へのレビューが少ないのですが、もっともっと読まれていいと思います(皆さんご存じの内容なんでわざわざ書く必要もないということもあるかもしれませんが)。
    ところで、宴で舞い踊っていたのは鯛やひらめではなく、インドネシア風の人影だったのにはちょっとびっくり。あと、助けた亀自身が乙姫さまだったんですねえ(いろんなバリエーションがあるのでしょう)。

    投稿日:2004/10/22

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