話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

クリスマスマーケット ちいさなクロのおはなし」 パパの声

クリスマスマーケット ちいさなクロのおはなし 文・絵:降矢 なな
出版社:福音館書店
税込価格:\1,650
発行日:2023年10月06日
ISBN:9784834087390
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,356
みんなの声 総数 9
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 第55回講談社絵本賞(2024年)を受賞したのが、
     降矢ななさんの『クリスマスマーケット ちいさなクロのおはなし』です。
     タイトルにあるとおり、これはクリスマスに読むのが一番いいですし、
     刊行もそれにあわせた2023年10月ですが、 
     賞の発表が4月でしたからそこはがまんしましょう。

     今回の受賞で初めて知ったのですが、
     作者の降矢ななさんは中欧スロバキアで30年以上暮らしているそうで、
     その地の風景や風習なりを絵本にして
     日本の子どもたちに伝えたいという思いがあったそうです。
     この絵本も、クリスマス前の街の広場で開催されるクリスマスマーケットで
     軒を並べるお店とかそこで働く人たちや買い物に訪れる人たちを
     とてもやさしいタッチの絵で表現しています。
     物語はそんなマーケットに捨てられてい黒い子犬と
     白い犬のぬいぐるみを持った女の子の心のふれあいを描いています。

     この絵本が刊行された10月にはイスラエルによるガザ地区への攻撃があり、
     降矢さんはとても心を痛めたそうです。
     6月3日の朝日新聞にその時の思いをこう述べています。
     「日常の幸せな気持ちを、今感じられるなら感じて、
     それを失わないように私たちは生きていかなくちゃいけない。
     日常を大事にして絵本をつくっていきたい」

     スロバキアであれ日本であれ、
     あるいは今も戦火のつづく世界の国にも
     ごくあたりまえのように幸せな日常があればいい。
     この絵本の裏表紙、女の子と子犬クロのあたたかなふれあいに心なごむ一冊。
     クリスマスにもう一度、読んでみたい。

    投稿日:2024/06/16

    参考になりました
    感謝
    0

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

どうぞのいす / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / どんどこ ももんちゃん / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(9人)

絵本の評価(4.6)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット