私はこの本を何回読み、何回聞いたでしょうか。
時にはエプロンシアターであったりしましたが、その都度子どもたちが一緒に掛け声をあげているのを見ました。
誰もが知っている本で、みんなで声を出し合える本として最高級品ではないでしょうか。
おかげさまで、この話だけは本を見なくても語ることができます。
「うんとこしょどっこいしょ…」
「それでもまだまだかぶはぬけません」
登場者のアレンジも、増加も子どもたちは受け入れてくれます。
いろいろな「おおきなかぶ」がある中で、絵本といえば、この佐藤忠良の絵が定番になっているように思います。
トルストイの作品です。
トルストイといえば長編作品が多い中で、なんと単純明快なお話でしょうか。
楽しい絵本ですが、最近はこの本を楽しんでくれる年代の読み聞かせ機会がないのが残念です。