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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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きかんしゃやえもん」 パパの声

きかんしゃやえもん 作:阿川 弘之
絵:岡部 冬彦
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\880
発行日:1959年12月
ISBN:9784001151220
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,871
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  • 懐かしい一冊

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1959年に初版され、122万部を発刊しているベストセラー。
    正直、とても懐かしい一冊でたまらない気持ちで読み終えました。

    国鉄150型蒸気機関車(1号機関車)の実話を元にしています。
    島原鉄道が所有していて、現役引退してスクラップという下りはオリジナルのようですが、その他の部分はそのままのようです。
    長男が大好きだったウィルバード・オードリー作の「きかんしゃトーマス」は、1946年の作品なのでやえもんよりも古くに書かれているのですが、機関車の絵本として誇れる作品だと思います。

    お話は、機関車のやえもんが老朽化して解体されるところに、交通博物館の学芸員が訪れて、引き取られていくという物語で、純粋に楽しめるストーリーになっています。
    子供たちとの触れ合いが随所盛り込まれているので、子供たちも感情移入してしまうことでしょう。

    文体も絵も古さを感じさせられますが、読み続けられる良書と言える一冊だと思います。
    ただ、絵本というよりは、幼年童話のジャンルに属するといった方が正確かも知れません。

    因みに、交通博物館に引き取られたやえもんですが、2006の閉館に伴い、大宮の鉄道博物館に移設しています。
    物語とともに、実物に触れるのも一考かと思います。

    投稿日:2008/07/13

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  • 機関車に顔があるところや、話をするところなど、機関車トーマスの日本版かと思ったら、作者が阿川弘之と知って再度びっくり。
    作家阿川弘之は、大の機関車好きだったのですね。
    電気機関車の登場で影が薄くなったやえもんでしたが、子どもたちからは人気ものでした。
    ほのぼのとしたお話でした。

    投稿日:2013/03/17

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  • 時代を超えた輝きを持つ一冊

    私が小学校時代に教科書で読んだお話です。ですので、自分の中では絵本とすべきものか疑問はあるんですが、それでも二歳二ヶ月になった娘からは毎日必ず一回はリクエストが出るようになりました。「小学生のときにパパが学校で読んだお話」として娘に受け継がせたかったのが購入の理由です。
    この本は絵より、既にストーリーで想像を膨らませるといった点にいくぶん重点がシフトしているように思います。従って、当然文章の量は一般的な絵本よりもグッと増え、児童文学に近い位置にある印象です。あるいは、絵本から児童文学へといった、関心の過渡期にあるお子さま向けと考えるべきなのでしょうか。どこか漫画のようなタッチの絵も挿絵のような感じで、決して今風ではありませんが、ノスタルジーを感じさせる味わいのあるものです。
    さて、娘の本書との接し方としては、やはり絵の方にかなり惹かれているようで、そこに描かれているいろんな機関車・列車を指さしては「でんしゃ!でんしゃ!」と喜んでいます。恐らく、『きかんしゃトーマス』の影響で、自動車から電車にも関心を広げたことから、こうしたこうしたことが可能になったのではと思いますが、それでも、お話の方もなんとか最後まで聞き入ることができ、「しゃあ」や「けっとん」「けろろん」などのところではニコリとすることもあります。ただ、お話全体が理解できているかどうかとなると、それは恐らくないと思います。あくまで絵を見ながら娘なりの想像力を働かせているようで、彼女にとってはこの本はやはり「絵本」なのだと思います。
    ストーリーは特に教訓めいたものが意識されていたという感じではありませんが、くず鉄として処分されそうになったやえもんを博物館が引き取るという、古くなったものの存在価値を再発見させるようなエンディングは、現在のような大量消費社会の中で是非とも次の世代に伝えたいものだと思います。というわけで、絵とストーリーの総合で星五つに値する一冊だとしておきます。

    投稿日:2006/04/16

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  • 忘れておしまい、けっとん。

     自分も子供の頃読んだ記憶があります。その当時でも、機関車はもう走っていなかったのに、この本がまだ残っているとは驚きですね。
     どこが面白かったのかと聞くと、上の子はけっとんというところが面白いのだそうです。下の子はシャーシャーというところだそうです。読んでやると喜び、飽きずに何度も借りてきます。
     もしかして、この音の表現が、息が長い秘密なのかも?

    投稿日:2004/03/14

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  • 時代の流れを感じとれます

    内容はご存知の方が多いと思いますが、一生懸命働いてきた機関車「やえもん」が火事の原因になるとして、くず鉄にされそうになるところ、博物館へ引き取られ助かるといったものです。
    世代交代・時代の進歩を感じとれ、反面去っていくものがいるんだよと訴えかけている感じがします。また、歴史を残すことも大切なことだよと訴えかけている感じがします。
    近所の公園にミニSLがあり、娘はそれが大好きで休日になると良く一緒に乗っています。また、自分が幼少のころ読んで気に入った本ということもあり、購入しました。うちの娘は、内容がまだ良くわかっていないようなので、おすすめ対象年齢は3〜4歳以上ということになると思います。

    投稿日:2003/05/01

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