ママが泣ける本の上位に位置する「ちいさなあなたへ」のアリスン・マギー&ピーター・レイノルズの黄金コンビの作品です。
2008年初版で、邦訳は2010年。
きみが いま むちゅうなのは・・・
きいろい カップ
おはようの うた
きらきら まぶしい あさの ひかり
にじいろに かがやく むしの はね
そして・・・
おおきな ダンボールばこ
こんなエピソードが何回も続きます。
ダンボールばこに、いつも落ち着くのですが、子どもって何故かこだわる物品があるもので、きみにとっては、ダンボールがそれに当たるのでしょう。
たくさんの むちゅう
たくさんの いま
きみは いま、まいにちに むちゅうなんだね
というフレーズで終わるのですが、この本って、パパが泣ける本の上位に位置すると言えるのではないでしょうか?
何かに毎日夢中になる子供を、果たして自分は暖かく見守っているのか?いたのか?自問自答すると、泣けて仕方ありません。
子供よりも、自分を優先している自分がいるのではないかと、思わず振り返ってしまいました。
子供と過ごせる時間は、本当に短いもの。
毎日に夢中な子供との時間を大切にすべきと諭してくれる、そんな絵本で、特にパパにオススメします。