時計つくりのジョニー」 パパの声

時計つくりのジョニー 作:エドワード・アーディゾーニ
訳:あべ きみこ
出版社:こぐま社 こぐま社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1998年
ISBN:9784772101479
評価スコア 4.69
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  • 時代背景が理解し難い作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    海洋冒険絵本チムシリーズの著書で知られるエドワード・アーディゾーニの作品。
    1960年にオックスフォーフォード大学出版から、初版が出版されています。

    主人公は、手先が器用なジョニーという男の子。
    小学校低学年という設定あたりかと思いますが、かなづちやのこぎりを使い始めると、お父さんもお母さんも、「また、ばかなことをやっている」と言うのです。
    大時計を作ると言ったら、両親ばかりでなく、学校の先生まで否定するのには驚きです。
    時代背景もあるのかも知れませんが、今だと見受けられない設定だと思います。

    この絵本で一番気にいったのは、大時計の説明図のページ。
    小さい頃、こうした作図をわくわくしながら眺めるたことがある人も多いことではないでしょうか。
    結局上手く作れなかったりするのですが、好奇心を持って取り組むことに意義があったのだと思います。

    学校の友達のいじめにあいつつも、ジョニーは大時計を完成させます。
    貫き通すことの大切さも語りかけてくれる作品ですが、やはり時代背景の違いが遺憾ともしがたく、若干の違和感を持つお子さんもいることでしょう。

    小学校低学年向けの古典的作品で、評価が難しいところです。

    投稿日:2010/01/17

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  • 他人事で済ませてはいけない本だと思います

    この本を読んでいて、目頭が熱くなったのです。
    時計作りを夢見るジョニーの健気さだけではなく、周りの状況に。
    子どもの希望、能力を理解しない親。
    この姿が子どもの可能性をつぶしていくのでしょう。
    子どもを理解しない教師。
    教師の配慮のない言葉で、ジョニーは周りからいじめに会うことになります。
    そして、この姿が現実なのです。
    この絵本を読んで、自分を省みない親、教師がいるとしたら失格だと思います。
    そんな思いで、少し過剰反応してしまいました。

    親に邪魔されても、理解されなくても時計作りをやり遂げたジョニーは立派です。
    でもこの本は、親に反対されても周りに邪魔されてもやりぬくことといった解釈で子どもに伝えるとしたら欺瞞です。
    ジョニーだから出来たのです。
    ジョニーにしてもスザンナという理解者がいなければつぶれていたでしょう。
    自分たちは子どもを理解する側にしっかり立たなければいけないと思いました。

    この本はアーディゾーニが孫のスザンナのために書いた絵本だそうです。
    彼はスザンナにこのように育ってほしかったのでしょう。

    この本は子どものための絵本です。
    子どもたちにはジョニーやスザンナの素晴らしさとともに、理解のない親や心ない先生への批判も伝えましょう。
    そして、自分の両親や先生はこんなじゃないと言ってもらえたら、それは素晴らしいことです。

    投稿日:2010/09/22

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