小気味よく進むストーリーが気持ちよく、あさたろうを始め
味わい深い出で立ちのキャラクターが織り成す人間模様に、
これぞ時代劇という流れがしぶいシリーズ3巻目ですが、
冒頭で三日月を見て、父を思い涙するあさたろうの場面から
期待が膨らみ、早くもながきち登場の展開にしびれました。
ながきちの「おめえの顔なんざ最初から泥だらけじゃねえか」
には、うまい!しぶい!で座布団三枚あげたいです。
しかし良い所で終わりすぎで、そら無いよ〜となりますよ。
内容が濃くなった分子供達にはわかり辛かったようですが、
息子が小判を貰って何も悪いことをせずに帰った悪者を見て
不思議そうだったのが面白く、娘もいろいろ考えながら見て
るようで、三日月に関するヒントをあげたんですが、なが
きちが父親だと気付いて嬉しそうでした。
お気に入りの場面
娘&息子:「ん?」となりながらもしっかり注目してました
僕:「おめえの顔なんざ最初から泥だらけじゃねえか」