靴も買ってもらえない貧乏少年のフランチェスコ。
そんなフランチェスコが靴屋のショウウィンドウで靴を眺めているときに、そばで微笑んでくれた女の子がフランチェスカ。
フランチェスコはその微笑みに、思い切り恋してしまいました。
あこがれの君です。
甘酸っぱい思い出が、自分の頭の中を駆け巡るのですが、なんとフランチェスカもフランチェスコに好意をもって覚えていてくれたのです。
ありえない(?)設定ですが、なんとも二人を巡る楽しいハッピーストーリー。
バザールでの仮装の光景、フランチェスコが知り合ったウンベルトと衣服を取り換えたためにとんでもない仕打ちを受けたこと、フランチェスコと勘違いしてフランチェスコと付き合うウンベルト、…。
展開の顛末がきらめいて見えるほど、フランチェスコとフランチェスカの思いが熱いのです。
こういう話って好きだな〜。
なんで絶版なのでしょう。