これは大人のための絵本だなぁ〜と思いました。
これからパパとママになるために、
「こんなふうに子どもと過ごしたら?」
「こんな言葉で語りかけたら?」
子どもが感じることを「こんなふうに受け止めてあげれば?」
そんなヒントが、くまの言葉でちりばめられています。
赤ちゃんくまが初めて口にした「マ‥‥パ‥‥」を、
パパは「パパ」と、ママは「ママ」と聞こえてしまうところは、ほおがゆるみます。
くまパパとママの絵を見ていて思いました。
「できることなら、(ウチの)4人の子が生まれてからの1年くらいを、もう一回ゆっくりすごしてみたいなぁ」と。
長女の最初の1年間は長く感じましたが、仕事が多忙だったため長男は
「知らないうちに2歳になっていた」感じでした。
やっぱり子どもとは「今が大事」ですね。
「そのときの思い」「そのときの顔」「そのときの子どものコトバ」と出くわすのに、巻き戻しはききません。
くまパパが最後に投げた星の輝きは、日々のできごとです。
まもなくパパになるという同僚に、この本をプレゼントしました。
「よかったです」と言っていました。2人目ができたときに贈る本も決めてます。