「こうさぎクーと おにんぎょう」 じいじ・ばあばの声

こうさぎのクーは、林の中をお散歩していると、切り株の上にうさぎのお人形を見つけ、あまりにも可愛くて抱いてみると可愛すぎてちょっとだけ借りようと家に連れて帰りました。その気持ち、わかるなあ・・・・お人形と一緒に遊んでいるととても楽しくて自分のものにしたくなってしまいます。その気持ち「もわかるなあ・・・・・・・でもおかあさんに、今頃お友達が探していて、困っているよと言われると、泣きながら返そうと切り株まで行くクーに勇気を持って感心しました。うさぎのお人形を失くしたこぶたの女の子の気持ちも痛いほどわかったクーは、凄く成長したなあと思いました。真っ白なお花で編んだ可愛い冠と手紙をもらい、クーは凄く嬉しかったと思いました。裏表紙には、うさぎのお人形を真ん中にしてこぶたの女の子と遊ぶクーの姿がありました。一番嬉しかったのは、クーに一緒に遊ぶお友達が出来たことでした。二人ともお揃いの真っ白なお花で編んだ冠が凄く似合っていました。正直にお友達にお人形を返せたからご褒美ですね！本当に、読んでいても嬉しくなりました。