表紙のかわいい恐竜がこのお話の主人公です。
この恐竜は大昔、卵だったときに、大変なことが起こって、
一人だけ海に沈んで生き残ったのです。
やがて氷河期が訪れて、それからもっと長い期間が過ぎて、
あるクリスマスの前に、ちいさなエルフたちに北極で救い出されます。
温めて孵してくれたのは、なんとサンタさんでした。
そして、イギリスのあるところに、お母さんを事故で失い、自分も車いす生活をしている男の子がいました。
意地悪な友達や、邪悪なハンターも出てきますが、
映画ではどんな風になるのでしょうね。
信じることの大切さ、やさしさ、勇気をちりばめたファンタジーだと思います。
この世に同じ種がいないひとりぽっちのサウルスが、サンタの作ったぬいぐるみを親友として愛するところは、切ないです。
男の子とクリスマスサウルスが巡り合えて、本当によかったです。