「14ひきのもちつき」 じいじ・ばあばの声

大好きな１４匹のシリーズ。
寒い冬。お正月前の御餅つきのあたたかな一日のお話です。
１４匹そろうと、御餅つきの行事もとてもにぎやかな感じです。
御餅つきは、順番にみんなが参加するところも素敵です。
毎年子供の時から、こんな風に覚えるのですね。
御餅つきの風景を、うらやましそうに色々な小鳥が見に来ています。
最後は、つきたておもちを満足げにほうばるみんなの笑顔。
このシリーズは本当に素敵。

冬、ちょうどおもちつきをする前に孫に読みました。
いわむらかずおさんの絵が大好きで、孫に読み聞かせながらも自分も楽しい気持ちになれるのでとても素敵な絵本です。
季節感あふれる細かい描写、おもちつきをするときのワクワク感まで伝わってくるような、リズミカルな文章も、読みやすく、また子供にも印象的なようで、すぐに文章を覚えてしまいます。
絵本を読んだ後におもちつきをすると、「とったん、ぺったん♪」と絵本の真似をしながら楽しそうでした。自分たちの日常生活と重ねてみることができるのも、この絵本の魅力のひとつかと思います。

大家族でいつも一緒に協力し合って餅つきの行事を行うのがとても羨ましいです。懐かしい餅つきの風景に昔を思い出しました。餅つきを家族総出で協力するのがほのぼのとしてよかったです。搗きたてもお餅が食べたくなりました。温かい大家族が大好きです。季節の行事を皆でやる家族を尊敬します。いわむらかずおさんの１４ひきシリーズ娘も大好きですが、孫にも読んであげることが出来て私は、とてもしあわせです。