誰もが絵本から、いろいろなところへ連れられていきます。
時間も場所も動物も植物もおもちゃもお菓子も乗り物も、そして気持ちもお天気も。
ゆったりとして安心でとても豊かで、でもありえないことだらけです。
それともう一つ、絵本を間において読んで話してみることで初めての人とも優しく微笑んでいませんか。
ながいあいだ読みつがれている絵本からはとても多くの気持ちが伝わってきます。
だから「この犬はジェイクっていうんだ。
私より少しだけ年上の人が40年も昔の若い時に作ったお話だ。」
などと、ちょっとした説明がしたくなってしまいます。
活字の配置にも幼子たちは敏感です。
その気持ちをおしはかるように、小さめの声で耳を澄ますようにして読んでみるのが大好きです。