ウクライナ民話です。日本版鶴の恩返しに似ていますが、きのこがりに出かけたおじいさんとおばあさんは、綺麗なかもの巣をみつけ、家で飼うことにしました。そのかもは、片方の足が折れていました。きのこがりに出かけている間に、かもは娘の姿になっておじいさんとおばあさんのために、、お掃除やお料理を作ってくれていたのですが、二人に正体がわかると仲間の元にかえらなければなりません。娘のように可愛がって一緒にいたい二人ですが、かもの巣を燃やしてしまったから仕方ないなあと思いました。かもは、仲間が迎えに来てくれて一緒に飛んで行けれるように羽を投げてくれても「あなたたちと一緒に行きたくないわ。私が森で足を挫いた時、誰も待ってくれなかった。みんな飛んで行ってしまったじゃないの!」と、二回は拒否したけれど、三回目には、飛んで行きました。自分自身の気持ちを正直にぶつけていうのが、いいなあと思いました。何度も眺めていたい綺麗な絵に魅了しました。