あんまり欲張ると命まで、落とすことになるという警告の昔話かなあ・・・。やっぱり、「だいふくもち」の題名が気になりました。
ごさくという男は、これといった仕事もせずに毎日毎日ぐうたら暮らしておった・・・・なんだかいつもの話と違うので、かえって興味が湧きました。お金持ちになると欲が出ると思うが、楽して「だいふくもち」ばかりに働かしたから当然の結果なのかも?と思うけれど、あまりにも結末が恐ろしいです。欲をかくのもほどほどにと、『警告』だと受け止めたいと思います。昔の商人の様子、街の様子がわかる絵がいいです。金蔵の中も初めて見させてもらったてよかったです。最後のページが強烈に恐ろしい絵も上手いと思いました。