みんないい!
自分には「鳥」といえば反射的に金子みすゞの「わたしと小鳥と鈴と」を連想してしまう習い性があります。この絵本のまったく同じみめかたちの白い鳥たちも、きっとそれぞれ中味はちがうよね。なぁ〜んて、深読みしながら楽しみました。
デザイン、色のチョイス、ストーリー展開が洗練されていて、ディック・ブルーナを彷彿させられます。大小の発見があり、わくわくしてページをめくりました。
赤ちゃんや小さい子へのプレゼントはもちろん、シリーズをセットにして、プレママさんにプレゼントしたら喜ばれそう。ママもいやされるし、赤ちゃんとの時間に思いをめぐらして、胎教にもよさそうですね。
3作目の『いっしょにするよ』も、とてもよかったです。
身近な鳥や、自然のいろんなカタチ(外見、生態)に目をむけるファーストステップになるのでは。お子さんとの会話もはずみそうです。(期待しすぎかな?)