この絵本、シリーズなんですね。
知らずにこの本だけ読んでしまいました。
第三弾ということで、前作が気になるところですが・・・。
前作を知らなくても楽しめる内容ではありましたが
すごくインパクトのある絵本で…。
長崎出版の絵本はこういうのが多いんですかね。
僕は好きなんですけど。
絵はとてもダイナミックなのに
芸がすごく細かいんですよね。
小さなボケがふんだんに用意されていて、
それを見つけた時の感動はかなりすごいものがあります。
ストーリーには一切関係ないのだけど
脇をひっそりと飾っているところなんかは
ただただ感心するばかりです。
不気味な蝶々が水遣りしていたり
ベッドが倒れないように小さなゴリラが支えていたり。
子どもと一緒にそういうのを探すのも楽しいかもしれません。
ストーリーとしても「挨拶」というテーマは
子どもにとっても大切なことであるし
挨拶っていうのはやはり
大人が率先してこそ、子どもも真似すると思うので
大人にも読んで欲しい絵本だなぁって思いました。
余談ですが、
赤白帽を絵本のように被って
ウルトラマン気取りを僕自身もしていただけに
すごく懐かしいものを感じました。
作者が自分より2歳上の人だったので、納得しましたが。
博多弁でのストーリーもついているので
それを読むのも楽しいかもしれません。
とにかく見所満載の絵本で
初めて読んだのですが大好きになっちゃいました!