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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ちいさなとりよ」 せんせいの声

ちいさなとりよ 作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:レミー・シャーリップ
訳:与田 凖一
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\880
発行日:1978年11月
ISBN:9784001151541
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 17
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  • 死のイメージ

    • 桂はなさん
    • 20代
    • せんせい
    • 千葉県

    幼いころとても好きでした。
    私にとって、ずっとずっと埋葬のイメージはこれでした。
    最近、ふと読み返して、幼い私は何に惹かれたのか、悩んでしまいました。
    美しい絵本です。
    同時にひやりとするような残酷さがある。
    ちいさな鳥の死を眼にした子どもたちの中の、死を悼む気持ちと、非日常の興奮と、大人の真似ができるわくわく感、なによりそれらの行為をする自分たちに酔いしれる感傷を、恐ろしいほど静かに切り取っています。
    これは、まったく正しい子どもたちの姿だと思う。
    同時に、今の子どもたちに、この本を手渡すとしたら何歳くらいなのでしょう。
    まだ本当に心が柔らかいうちがいい。死を終わりだととらえないうちがいい。けれど、死はリアルとして存在していなければならない。

    教訓めいたことは何もなく、読んで何かを得られる物語でもない。
    けど、必要な絵本だと思う。
    しかし、私の心に強烈に残っていた作品だけに、今の子どもたちの心にどうやって残るのかが、気になって、いまだに、誰にも読んであげられずにいます。

    投稿日:2009/06/20

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