「サンタさんからきたてがみ」 せんせいの声

小さいころクリスマスプレゼントに母からもらった手紙です。
ネズミの郵便屋さんが手紙を雪に落としてしまい、みんなで解読をします。
なんとそれはサンタさんからのお手紙。
心が温かくなる優しいクリスマスのお話です。

ねずみの郵便屋さんが急いで転んでしまい、一通宛名が読めなくなってしまったところから、動物達は謎解きを始めます･･･。
動物達のやり取りが面白く、差出人がサンタさんだとわかると、子ども達は益々ワクワク！期待がいっそう深まります！
クリスマスの定番、この季節に必ず読んでいます。

いつも森のみんなにお手紙を届ける郵便屋さんのねずみさん。

サンタさんに道案内を頼まれてしまうなんて
子どもたちにはあこがれるお話です♪
木の下で手を広げて待っているサンタさんのページには
思わず動物たちと一緒に「わぁぁぁ♪」と
歓声をあげてしまいました。

いつも頑張ってお仕事しているねずみさんに
ご褒美なのかな？？
クリスマスが待ち遠しい今の季節には
ぴったりな１冊です。

サンタさんから手紙がくるなんて夢がありますね。
だから子どもたちもわくわくしながらお話を聞いています。

転んでしまった郵便屋のねずみさんの表情がとても切ないです。
だから一緒に宛名を考えてあげたくなります。

ねずみの郵便屋さんが配達をしていました。
あんまり急いだためにスッテェ〜ン！！！
あわてて手紙をひろったけれど・・・宛名が消えて、ところどころわからなくなってしまいました。さぁ、大変！！どうしようどうしよう・・・。
元気のないねずみをみてなかまたちみんなで考えます。
さて、だれからの手紙なんでしょうか？

この絵本は、はっきりいって大人数には向きません。
少人数で、１ページずつ考えながら読み進めていく方が向いています。子供達とゆっくりゆっくりと楽しんでいきたい絵本だと思います。
「わたしとおなじくろいかばんよ」「マフラーがおなじいろ」なぁんて、一生懸命自分と同じところを探す姿はかわいい！！の一言につきます。
なぞなぞの要素が強いので、年長さんは本当に楽しそうに読んでいましたよ。