「かっこわるいよ！ だいふくくん」 その他の方の声

和菓子屋さんの和菓子たちが、見た目が地味な大福くんをバカにするところからお話が始まります。
でも実は大福くんの中にイチゴが入っていたと知ると、一変、和菓子たちは大福くんのことをカッコいいと言い出します。
読みながら、周りの和菓子たちの対応になんだか腹が立ち、「見た目で判断するな！」と言いたくなってしまいました。

４〜５歳児に読みました
ちょっと困った表情に見えるだいふく君
イラストが大きいので、次々に登場してくるおいしそうな和菓子やコンペイトウに子供たちが「おいしそう」
みずまんじゅうやくりようかんはあまり知名度がなく、きょとんとした感じ
ネズミからお花の和菓子を助けただいふく君は実は・・・・
そのときの子供の驚きはすごいものでした

ラストのだいふくくんの身の振り方は子供には理解できたかな・・・
雲になったんだね・・・みたいな終わり方にしちゃいました

和菓子の　松林堂　
和菓子たちは「かっこわるいよ！　だいふくくん」みんながいうけれども・・・・
大福餅大好きです（美味しい）
かわいそうに　泣き出しそうな　だいふくくん
和菓子の仲間もなかなか　大変だな〜　虐めがあるんだもの・・・
ところが　ねずみが　和菓子をねらっている
悲しい顔が変身　　ねずみに体当たり　ねずみを　追い出したのが、だいふくくん　この時中からイチゴが
みえて、みんなが　いちごだいふくだなんて　ちっとも　しらなかった」
えっ？
いちごだいふくなら　馬鹿にされないのかな〜？
みんなを守って　しかも　ねずみに自分を食べさせるなんて　
「おいしい　おいしい」　ねずみがそういって食べてくれたので幸せなきもちになれたんだって
なにが幸せかって　考えさせられますね〜

しあわせなきもちのまま　静かにきえていきました
ちょっと　切ないお話しでした

『かっこわるいよ！』とみんなに批判される
真っ白で粉こな　ぶかっこうなだいふくクン。
いじめにも耐え、最後にはみんなを守り消えていく
だいふくくんに『いじめってどうなの？』と
問いかけているような本だと思います。
いろんな和菓子があるようにみんないろんな個性がある。
その一人ひとりを尊重しよう、と伝えたくなる１冊です。