「おやすみなさい」 その他の方の声

”おやすみなさい”と検索に入れたら、たくさんの絵本がでてきます。
それほど、おやすみ絵本は、たくさん、出版されているのですね。

こちらも、その１冊。
表紙の絵が美しかったので、気になって、全ページためしよみで、読ませていただきました。

言葉はやさしく、眠りに誘う、詩のようでした。

詩的な　　おやすみのじかん
よる　　　しー　さあ　おやすみなさい

おかあさんが　優しく子どもに語りかけます
しずかな　夜の　音　　
母親の　お腹の中で　安心してねむる　子ども
親子の大切な事案が流れます
愛情いっぱいの　母親　　　動物たちは　こうして　生まれて大きくなるのです

優しい愛情につつまれて

濃紺の夜に　お月さまがかがやき　　　　動物たちが　蛍光色のようにオレンジに浮かび上がって　　みごとな　モチーフです

お休み前　　こどもに　優しいお母さんの声で読んでみてあげてください

きっと　スヤスヤと　良い夢を見てねむることでしょう

おやすみなさい

だんだん深まっていく夜。ねむりにつこうとしている、動物の親子たち。
そこで、親から子へ語りかけられることばは、あたたかくて、愛情がいっぱい。心地よいねむりにみちびいてくれるような絵本です。
森の夜をずっと照らしているおつきさまがとってもきれいで、印象に残りました。

ページいっぱいに広がる濃紺の世界は、
無条件に心を落ち着かせてくれます。

静かな森の夜で、動物の親子が寄り添っている様子をみながら、
自分もうっとりとリラックス出来ました。

子を愛おしく思う気持ちは、人間も動物も同じですね。

穏やかなイラストと 詩のような文章がとても心地よく、
なんとも心が安らぐ絵本です。