「ラーゲルレーヴのおばあちゃん」 その他の方の声

　ラーゲルレーヴって、あの女性なのかなぁ・・・なんて思いつつ
ページを繰ると、ふしぎな空間の絵に引き込まれてしまった。
たね火、あかちゃん、羊飼い、ともしび・・。
樅の木のてっぺんに、灯る星。
やはりそうなんだね、メリークリスマスの心地よい一瞬を誘うえほん。
　おばあちゃんは、おはなしがとてもじょうずですね。
司修さんのやさしさに、感謝。
イエスに感謝。

静かな夜に、ゆっくりと読みたい絵本です。

テーマがはっきりとしていますが
決して押し付けがましくなく、
「おばあちゃんのお話」という軸で物語が展開しているためか
素直に読み進めることが出来ました。

また、イラストもとても素敵で
飾っておきたいページがいくつもありました。

ひとりの子のさみしさから始まりますが
おばあちゃんの語りがあたたかくて
時が心地よく流れていくようです。

お話の内容は、イエス様の誕生のエピソードを
かたぐるしくなくわかりやすく伝えてくれます。
クリスマスは、サンタさんが主役と思っている子も多いと思いますが
ほんとうはどういう日かということを教えてあげるときに読んであげるといいかもしれませんね。

おばあちゃんと2人きりのクリスマス
淋しいみたいですが
おばあちゃんが
不思議なおはなしを始めます

「なんで？」
「どうして？」
気になることをすぐに口にしてしまいますが
その度におばあちゃんは
呪文のように繰り返します

「もうすぐわかるよ　
おはなしを　きいていればね」

それが初めは気になるんです
ちょっと、黙って聞こうよ！って（笑

で、絵にも不思議な雰囲気が・・・

おばあちゃんらしい
おはなしに
すごい！！　と、拍手してしまいました

「全ページためしよみ」で
楽しませていただきました
実際の絵本も見てみたいです