「スコットくんとポワロくん」 その他の方の声

　絵も色使いも独特のお洒落感のある絵本でした。黒と白が主になっているページでは、切り絵や影絵の雰囲気を感じ、色がたくさん使われているページでは、美しい色使いに、こういう感覚はやはりフランスの空気からくるものかな？と思いました。

　ポワロ君が持ってきてほしいものは何？と考えながら読むので自ずと絵もじっくり見ることになります。すると子どもたちにも、答えがわかってきますね。あてっこの要素も楽しいです。

　最後のケーキ屋さんから持っていくものは、知ってはいるものの馴染みはありません。やっぱり、フランスはちがうなぁ〜と思いました。

とてもユニークで可愛らしい絵本でした！

黒のシルエットが怪しくも美しく、どこかに迷い込んでしまったように思うのだけれど、明るい色使いのページでは現実に戻ってきたように、ホッと安心したり…。

いつの間にか引き込まれていました。

なんせ主役はガイコツさんですから、最初からドキドキしていたんですけどね！

なんとも癖になりそうな一冊。
ぜひシリーズ化して欲しいですね。

フランスで活躍の作者の絵本　
がいこつの登場から始まり　　お友達のお誕生日会に招待されてプレゼントを探しに行くのです（しゃっくりがいこつのよう）
　
３つのプレゼントも　クイズのようで　おもしろいです　
なかなか見つけられなかったのですが・・・・

町並みはフランスの町並みのようですね
カラフルな色彩がとってもかわいくて　楽しいんです

お誕生日はポアロくん　　お友達は宇宙人たちがやって来ます　　オーロラもきれいです

がいこつのスコットくんは　３つのプレゼント持って行きました
それも　ポアロくんがほしかったものばかりだったとは　おめでとう！
さすが　友達ですね

おたんじょうびパーティーでスコットくんがカメラで写しているのですが
写真見たくなります

宇宙人たちがどんなふうに撮影されているか興味ありますから

一瞬、ホラーな世界のように見えましたが、内容と絵が不思議とおしゃれで楽しめました。主人公のスコットくんがきれい好きで帽子が格好良かったです。親友のポワロくんのプレゼントを探しにお店を回るシーンがおもしろく、自分もポワロくんのプレゼントをスコットくんと探した気になれました。

ムサビ出身の絵本作家の作品に興味があり、子どもにかこつけて購入しました。表紙に記載されたMr.Scottoの骸骨姿に刹那主義を覚悟したのですが、そういった暗い要素はなく、ほっとしました。子どもは「スコット」と「ポワロ」の響きが好きなようです。ところどころ、大人にしかわからないシュールな小物が描かれています。今作品ではスコット君ばかりが登場するのですが、子どもはポワロ君の登場を早い段階で期待していたようで、途中からポワロコールが始まりました。ポワロ版が出たら、買うことになりそうです。

シンプルで、デザイン性のあるイラストが、大人にも喜ばれそうな絵本です。
なぞなぞのような要素も少し入っていて、
答えは何かな？と考えながら読み進める楽しみもあります。
お誕生日会の絵本ですが、黒を基調としているのが面白いです。

スコットくんは、ガイコツなんですね。でだしから意表をつかれました（笑）
ポワロくんに頼まれたものが、謎になって、読み進められるのもおもしろいです。
それにしても、スコットくんはやさしいガイコツだなあ、と。
答えがわからなくても、ポワロくんを思って買っていく気持ちにほっこりします。
そして、あざやかな色に、黒がさえている絵も素敵。
とっても新鮮な印象の絵本でした。

読み聞かせにいいなと思いました。
ポワロくんが、お誕生日パーティに持ってきて欲しいと手紙に書いた３つのなぞなぞ。（私は３つめのケーキがどんなケーキなのか絵を見るまでは分かりませんでしたが）子供たちは口々に「分かった！」と言って手をあげてくれそうです。

最初は、見当違いのお店に入ってしまうスコットくんですが、ラッキーなことも重なり、ポワロくんの希望通りのものを持っていくことができました。

友人たちも宇宙船のようなもので登場したり、とても不思議な世界。

そもそもスコットくんもがいこつだし（笑）

でも、とても温かい気持ちになるうえに謎解きも面白いので、他にあまりない個性的な絵本だと思いました。