娘のキツネが秋にお嫁に行きます
かあさんキツネは ヤマツバキの実を砕いて娘の身体を磨いてやったり(母親の愛情にホロリ)
嫁入り衣装を探して 河原へ
そめものやが 染め上がったぬのを 川で洗って 河原に干していました
とてもきれいで かあさんキツネはその布がほしくて・・・・何度もそめものやの小屋へ行きます(母親の気持ち分かる〜)
ある日 かあさんキツネは一枚の赤い布を盗んだのです
ところが 追いかけられ・・・ 布はそめものやに持ち帰られました
良かった! 盗まずに・・・・(盗まないでと願いました)
でも 諦められませんが・・・ ある日かみなりがなり雨が降った日
雨がやんで 娘の身体を見ると なんと! 雨粒が むすめキツネの身体に 七色にひかっていたのです
「ほんとうにきれいだよ、 かわらのどんなぬのより おまえのほうが もっと もっと きれいだ」
母親の 娘を思う気持ちに ホロリと涙しました・・・
梶山さんの絵は 表情豊かで 山々の風景がきれいで
優しさがいっぱいでした ステキです!
もり はなさんの優しさが伝わる いいお話でした!