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絵本 世界に食事(24) ハンガリーのごはん」 その他の方の声

絵本 世界に食事(24) ハンガリーのごはん 作:銀城康子
絵:山本正子
出版社:農山漁村文化協会(農文協)
税込価格:\2,750
発行日:2020年03月03日
ISBN:9784540191640
評価スコア 4.33
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  • パプリカ全面押し

    ヨーロッパの内陸国ハンガリー。7カ国と国境を接し、海がなく、国土の半分が農地という。畜産製品や保存食を活用した素朴な献立が印象的。庶民の日常の食事と、食にまつわる文化や歴史などを紹介する絵本。

    ハンガリーといえば、難しい言語、数学者のピーター・フランクル氏、パプリカ。どれもあまりなじみがないが、特にパプリカを多用する煮込み料理が有名だとか。
    パプリカは唐辛子の仲間を一くくりにして当地では言うそうだ。辛いものも、辛くないものもみんなパプリカ。赤い粉になったパプリカを料理に多用する。色で食欲も出るし、栄養も優れているとか。
    全く未知な世界を体験した。
    食事が冷たい料理(保存食を切って並べるとか)をよく食べているのは、寒くないか心配。もっとも、寒さに強い住宅を前もって用意してあるだろうから、家の中は温かいのかもしれない。同じものばかり食べていて栄養が偏らないだろうか…もっとも、どこの国でも流通が発達したり、交流が盛んになる前には、自分たちの地域でとれるものだけで生活してきたのだろうから、大丈夫なのだろうけど。
    割と気軽で、簡単でいいなと思った。シンプルな生活が素敵だ。

    投稿日:2020/12/28

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