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狂言えほん(1) ぶす」 その他の方の声

狂言えほん(1) ぶす 作:内田 麟太郎
絵:長谷川 義史
出版社:ポプラ社
税込価格:\2,200
発行日:2007年07月
ISBN:9784591098417
評価スコア 4.82
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  • 内田冠者と長谷川冠者

     主人に留守番を頼まれた太郎冠者と次朗冠者。面倒なことに、「ぶす」というアブナイものと一緒です。触るな開けるなと言われ、気になる二人。一計を案じて、「ぶす」に詰め寄ります。さて、どうなるか・・・
    「ぶす」という語感。この意味を知っていても知らなくても、まず、この語感で掴みはオッケーな感じですよね。そして始まるとんちんかんな会話。地の文と狂言ぽいセリフの掛け合いが、とても楽しく、早く声に出して読みたいです。

     狂言という近寄りがたいものに見事ににじり寄った内田さんと長谷川さんは、まさに太郎冠者と次朗冠者のように息が合ってます。ネタに合ってます!

    投稿日:2007/08/22

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  • 【あらすじ】
    ケチな主人が外出するというが、今回はお供はナシ。太郎と次郎は留守番を仰せつかったが、厄介なことに猛毒の「ぶす」を預かることになった。ぶすの入った容器の上を吹いた風にあたっても死んでしまうという。恐ろしいものであるが、主人は持っていても平気だった。不審に思った二人は、ぶすを調べていようと思い立つが…

    狂言の「附子」を楽しくアレンジした絵本。

    【感想】
    長谷川氏のファンキーで大胆な絵が躍動する、愉快なお話。
    最初に出てくるケチな主人の絵がふるている。本気でケチであることがよくわかる、絶妙な表情。そしてこの主人があり、この従者がある。類は友を呼ぶ。愚かな人には愚かな人が寄ってくる…ずるい人にはずるい人が(以下略)
    言葉は狂言の雰囲気をそのまま伝えるように、独特の言い回しを活かしていて臨場感がある。それにしても、この話は、いい年こいた大人が3人も出てくるのに、妙な塩梅になってて、本当に滑稽。狂気ともいえる。「気はたしかか?」とつっこみたくなる。太郎も次郎も、暇な上に、体力が有り余っているし、好奇心が強いのだろう。こんな従者、部下がいたらさぞかし大変だろうなあ。

    この絵本はギャグマンガだと思って読める。古典というと、近づきがたい、おそれおおい、難しいという印象があるが、これは見事にその苦手意識を打ち破る。画期的な絵本だ。面白いので、本物のぶすも見に行こうと思えてしまう。

    投稿日:2017/09/17

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  • おも、しろい!

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     狂言「附子」の絵本とはおもしろい。
    長谷川画伯のひょうきんな絵、裃に妙な落書きのような紋やら、
    「ちゃっとのけ」のドタバタ表情やらと、大胆な内田現代訳作文が、
    狂言の間の手のように絵本の空間にこだまして、なんともこっけいです。
    こどもでも理解できる狂言!おも、しろい! 感謝

    投稿日:2014/12/14

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  • やだ〜ぶすって

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    もう笑っちゃう笑っちゃう・・・!
    ぶすはぶすでもたべられる「ぶす」って?
    けちな主人のいかにも思いつきそうな騙しでしたが、次郎冠者と太郎冠者も大したものよ!
    すっかり主人のはるか上を言ってましたね

    狂言はどこまで行っても、笑わせたもん勝ちですかね

    投稿日:2011/08/19

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  • 狂言絵本 長谷川さんの絵はおかしくて 狂言のおもしろさを益々引き立てていて 笑えました!

    けちんぼな主人は 「ぶす」という命を失うかもしれぬと脅して 留守を頼むのですが・・・・
    太郎冠者と二郎冠者は なかなかの知恵者!

    なんと 「ぶす」は水飴だとわかりなめてしまうのですこのくだりの 表情のおかしさは 長谷川さんの絵のおもしろさですね〜
    なんと どういいわけするか 二人の知恵の働かせどころが何というおかしさ これぞ 狂言!

    読んでいるうちに 笑えてきて こんな 大胆なことを考えるんだと感心しました
    主人の事をがんこあたまと おかしくかわすところは あっかんです 
    あ〜 おもしろい! すかっとしますね
    ここまでの知恵者の二人に座布団10まいあげたいくらいです!

    親子で楽しめる絵本ですね!

    投稿日:2011/08/09

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  • 食べたいぶす

    「ぶす」のお話は知っていましたが、
    長谷川さんの絵は、最高!
    主人から近寄ってもいけないと言われたつぼの中をのぞく
    太郎冠者と次郎冠者の顔ったら!
    結局「ぶす」を全部食べてしまって、
    二人は主人に言い訳を考えます。

    昔は高級品だったから、
    ご主人も独り占めしたかったんでしょうね。
    顔もケチそう。

    小学生低学年あたりに読んであげると
    ウケそうです。

    投稿日:2009/03/16

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