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ぷっくり ぽっこり(偕成社)
穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!
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同時期に岸田衿子さんが文章を書かれた「スガンさんのやぎ」と、この本を読み比べすることになってしまいました。 読後感が全く違うことが驚きです。 詩人グランゴァールに向けた寓話であることと、エリック・バテューの心を突き刺すような絵のタッチで、この物語は恣意的な度合いを増しています。 スガンさんの設けた安全対策を蹴ってまで、自由になることを選んだやぎは、オオカミに必死に闘いを挑みます。 それはあたかも負けることを悟っていながらの死闘であって、生き抜くための闘いではなかったのです。 しかも、やぎが食べられるシーンまで描いているのは何故でしょうか。 その強烈なメッセージを、突きつけられたグランゴァールは何を思うのか、興味あるところです。
投稿日:2020/11/23
スガンさんのヤギのおはなしです ヤギはスガンさんに飼われているのです スガンさんが飼った6匹のヤギはみんな 家畜では物足りなくて 外に出て行き 自由を求めて オオカミに食われてしまうのです 7匹めのヤギ(ブランケット)は はじめは囲いに囲まれ ひもでつながれそれでもしばらくは言うことを聞いていたのですが・・・・ でも だんだん 自由に山に行きたくなり どうしようもなく 頑丈な 小屋から抜け出していくのです ここからが ヤギの自由な生き方の始まり 囲いのない 広い世界を満喫するのです のびのびしたヤギの姿 ほれぼれします(絵がまた良いのです) しかし 夕暮れのもやに包まれる頃 ヤギは どうしようもない寂しさを感じるのです 一人と言うことはこういう事なのかもしれません 自由と 一人の寂しさ なんとも心にぐさりと刺さります スガンさんのヤギを探す ラッパの音が聞こえます でも ヤギは ひもでくくられるより自由に生きることを選ぶのです ここからは どうなったかって それは オオカミと戦い抜いたヤギの姿(感動的です) 夜通し戦った ヤギの最後は みなさんの想像に任せます お話を読んで 考えさせられました 自由を求めて生きると言うことは・・・・・・
投稿日:2017/01/31
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