この絵本に出会ったのは、三十年前。
はじめ、動物の絵がリアルでこわいと思ったのですが、読むうちにいろいろ描かれていき、見入ってしまいました。
”てぶくろ”の中に、ねずみ、かえる、うさぎと次々に入っていって暮らすことにします。 ありえないおはなしなのですが・・・動物のやりとりがほのぼのとしてきます。
これは、きっと内田莉莎子さんの訳が素晴らしいんでしょうね。
今でも、冬になると必ず読みます。 何回か読むうちに、子ども達は「ぴょんぴょんがえる、いれて」「どうぞ」となりっきって遊んでいます。 人気の動物とそうでないのがあって、劇遊びに全部の動物が登場しないまま発表会をしたこともありました。
ずっと、読み継がれていく絵本です。