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大好きなおじいちゃんのお葬式の中で、孫のヨーストの心は様々に揺れ動きます。 急にはおじいちゃんの死を受け容れることができません。 かつて、自分は祖父の想い出話としてこの作品を読みました。 改めて手にする前になり、父が亡くなりました。 父も祖父も、今でも心の中で生きています。 そして。いつか自分にも訪れる死を考えます。 眼の前に遺体があるとき、感傷に浸る余裕はないのかも知れません。 でも、事実は事実です。 死を受けとめられないヨーストのような存在に、そっと手を差しのべるのも大切だと感じます。 亡くなった人を忘れないことも大切なことだと思います。
投稿日:2024/02/18
息子にとってのおじいちゃんは、息子が小学1年の時に亡くなりました。 父が息子をとても可愛がっていたので、その二人の様子がこの本を 読みながら、思い出としてよみがえってきました。 おじいちゃんがヨーストを可愛がる様子が、 私の父と息子の二人と重なって、少しうるうるしてしまいます。 父の葬式の日、息子は泣いていました。 お爺ちゃんの死を息子はどんな風に受け止めたんでしょう。 ヨーストのお母さんは、おじいちゃんのハンカチを ヨーストに渡します。「結び目を作ってみたら」と。 おじいちゃんを忘れないことで、ヨーストは祖父の死を 受け入れることができたのでしょうか。 茶系のトーンでまとめられた絵は、明るいとは言えないけれど 温かい涙で包まれてるような、感じです。
投稿日:2010/04/23
本屋で絵の懐かしさに思わず購入してしまいました。 赤い大きなハンカチがとても印象的です。 帆にバンダナに怪我をしたときに。いつもおじいちゃんと一緒にいたハンカチ。 約束を忘れないために結び目をひとつ。 私は孫の立場ですが、おじいちゃんとの想い出が読んでいる時に思い浮かび、泣きながら読み進めていました。 身近な人の死は辛いものですが、その人との想い出を忘れずに前に進む、という選択肢を教えている作品だと思います。 大人の方も心動かされると思います。
投稿日:2008/02/03
大好きなおじいちゃんとの別れの日、少年の心に押し寄せるさまざまな思い―。日常の中におとずれた「死」を、澄みきった少年の目を通して描くオランダの絵本。ブラティスラヴァ世界絵本原画展「金のりんご賞」受賞作。 こんなチャーミングなお爺ちゃんがいたら、「僕の自慢のお爺ちゃん!」と胸を張って言えるでしょうね♪羨ましくなってしまう程、孫への愛情と祖父への信頼感が深く深く伝わって来る、素晴らしい作品でございました(o^_^o) この物語の中で、1枚の真っ赤なハンカチが祖父との思い出の品として出て来るのですが、約束を忘れない様にする時に、祖父はそれを結び、約束を忘れなかった。とございます(o^_^o) 大人の世界でも子どもの世界でも約束を守れる人間は、最も信頼出来、絆を深め合えると痛感させて頂きました。 背景が暗く感じるかと思われますが、ハンカチの赤色が、見事に際立った作品です♪ オランダの匂いに溢れ、心温まる素晴らしい作品(o^_^o)お薦め♪
投稿日:2006/06/07
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