お話しはアメリカです
戦争で男達がみんないなくなり お母さんは 娘の エイダ・ルースをおばあさんに頼んで自分が シカゴに働きに行くのです
娘はすごく悲しくて不安です
母親は娘を抱きしめて誰よりも愛していると伝えるシーンはじーんときます
戦争はそんなふうに 親子も引き裂いてしまうのですね!
母を待つ エイダ・ルースは何度も手紙を書きますが・・・・・
なかなかお母さんからの返事が届かないのです
そんな寒い冬に ねこがやってきて まずしくて ねこは飼えないよとおばあさんは言うのですが、ねこをさわると お母さんの優しさを思い出すのです
そして寒い冬 お母さんの帰りを待ち続ける 情景が涙を誘います
そして 郵便屋さんから届いたお母さんからの手紙
その嬉しかったこと(エイダとおばあさんのホッとした顔)
おかあさんは もうすぐ帰ってくると 何度も何度も読み返します
早く戦争が終わって お母さんと一緒に暮らせる平和な日々を願わずにはおれません
お父さんも帰って来てほしいです
絵がステキです。母と子の愛の深さ
お母さんを待つエイダ・ルースとおばあちゃんの情景がすごく丁寧に描かれています
高学年の子ども達にも読んでほしいです