宮沢賢治の よだかの星
醜い姿で生まれ みんなから 悪口を言われて 悲しい思いをしているよだか
鷹が よだかと言う名が 鷹という名で おまえの名前を変えろと言われる
この屈辱 「神様がくださったのです」と言いきります
この屈辱によだかは兄弟の川せみと蜂雀に別れを告げて おひさまと 星になりたいと願い出るのです
オリオン座やおおいぬ座は、おまえの羽でここまでくるのは 億年兆年億兆年だと 言われます。
それでも よだかは 焼け死んでも 星になりたいと思うのです
この下りを読むと何だか よだかがかわいそうになります。
本当に姿形でのけ者にされたり 馬鹿にされるというのは 許されないと思うのですが・・・・・
現実にこういう事があるだけに 賢治のこのよだかの星は 心に残ります!
絵は工藤甲人氏で美しい色で描かれ よだかが涙しているのを見ると切なくなりました
人に何を伝えたかったのか 賢治の思いを心に残します!