北の海の島 チロヌップ アイヌ語で、きつねと言う意味だそうです。
きつねの親子たちは、厳しい自然の中で、身を寄せ合い生きている。親子の絆は、人間も、きつねも一緒です。
海の波に飲み込まれた、きつねを我が身の危険を顧みず飛び込み助けてあげた、漁師たち、優しさにほっとします。
リボンまでむすんであげてね。
しかし、兵隊達が、島に来たため・・・漁師達は、本土に帰ってしまったのです。なんだかいやな予感・・・
やっぱり、きつねをねらい殺して、毛皮をとるのです。
人間のしわざです。
きつねの、お父さんの、子を思う気持ち、すごいです!
そして、お母さんの、強さ! わなにかかり自分の足を食いちぎる。
子ギツネの所へもどるため、 そして、子ギツネの成長を喜ぶ。
母の愛情の深さに、感動しました。
自分の命を、捨てても、子をまもろうとして・・・
悲しいですが、心に残るお話です。