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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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ふうせんクジラ」 その他の方の声

ふうせんクジラ 作・絵:わたなべ ゆういち
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1989年
ISBN:9784333014392
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,269
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  • 心優しい人間がいてよかった

    港の祭りで打ち上げられた風船を飲み込んだクジラの子ども、ボンは、気球のように浮き上がり、ずんずんと町のほうへ流れて行き…

    クジラの巨大さとのんびりした生活と、人間の小さな忙しい生活の対比が感じられて面白い。それぞれの場所で小さな世界を作って住んでいる住人たちが、突然、別世界の住人に妙な形で出会う。そのときの反応が温かいものであってよかった。

    サッカー場に落ちたボンは、「動物園の池では浅すぎる」「市場で売るのはかわいそう」となり、結局、海に持っていくことに人々は決めた。その間も、動物の医師がクジラの健康状態を調べたり、サッカー場に野次馬が入らないように警備したり、報道陣が控えめに取材したりするなど、みんなマナーを守って温かく接していた。

    クジラの運搬には大型重機と警察が動員され、海まで護衛付きのパレード。箱根マラソンよりも白バイや警備員の数が多く、手厚いもてなし。沿道には人々がつめかけ、祭りのようだった。

    この話は祭りに始まり、祭りで終わる。
    喜びごとが更に大きな喜びごとを招いたようで、心楽しくなる。
    クジラが来たら、幸せがたくさん訪れると信じていた人たちの気持ちがわかる気がする。終始和やかで、平和的で、美しい絵が展開され、命を大事にする人々に囲まれている素敵な世界だ。

    投稿日:2021/08/06

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  • クジラの親子が 港のお祭りへやってきました
    ふうせんがいっぱい 踊っています   クジラのボンは 風船を次々食べて・・・・ どうなったと思いますか?
    空に浮かんだのです・・・ ふうせんクジラってそうだったのか

    さて・・・ 空をとんで  だんだん淋しくなり お母さんに会いたくなりました
    そんな時 サッカーボールがボンのおなかにあたり 風船が口から飛んでいくと・・・
    サッカー場に落ちます 
    みんなが なんとかして 海に帰してあげたく 優しいみんなの心が
    ボンは幸せ者ですね
    お話も 優しい 
    お母さんにもあえて よかった!  めでたしめでたし

    投稿日:2021/05/03

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