エルゼアール・ブフイエという労農夫は 荒れ果てた、水さえも無いような 無人の地で一人で住んでおり、羊を飼って生活していた。 たった一人で クヌギの木を植え 荒れ地を生きかえらせたのです。
彼の所に訪れた私(この本の主人公)
主人公が彼のことを語るのです。 彼は 無私無欲で 誰からも見返りを求めずに一人で生きていた人物といい 彼は、 第一次世界大戦 第二次世界大戦のなかでも 一人で 木を植えて羊を飼い 生きてきたと・・・・
主人公が 戦争が終わって彼の元に訪れたとき 荒れ果てた無人の地がなんと たくさんの人々が住める地に変わっていたのです
しかし その彼の長い人生の中には 数多くの苦労があったこと 絶望と闘ったことがあったことも しっかりとみている。
この本を読んで、人間が生きると言うことはすごいことなのだと考えさせられました。 しかも 彼のように一人で 自然を守り 豊かにした人がいたなんて 感動しました!
なかなか 彼のような生き方を出来る人はいないでしょうが。 どう生きるのが人間としてしあわせなのかを みんな考えて生きていかなければ・・・・・
一人一人の課題を教えられた気持ちになりました
お話も長く 内容も難しいので 大人が読む本かもしれませんね。
私は 深い本に感動しました。