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お金の計算と買い物が得意になる おかねのれんしゅうちょう おかいもの編 7さいまでに身につけたい

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せかいで いちばん つよい国」 その他の方の声

せかいで いちばん つよい国 作:デビッド・マッキー
訳:なかがわ ちひろ
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年04月
ISBN:9784895726443
評価スコア 4.66
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  • 侵略戦争が起きているこの今だからこそ、大きな意味を感じる本だった。

    大きな国の人々は、自分たちの暮らしほど素敵なものはないと信じていた。大きな国の大統領は、強い兵隊と大砲で、他の国に戦争をしかけ、征服していく。「我々が世界中を征服すれば、みんなが我々と同じように暮らせるのだから」。

    すべての国を征服した大統領。
    残るは軍隊を持たぬ小国1つのみ。

    軍隊がないから戦争できないので、駐留している兵隊たちは、小国の料理や歌や遊びを覚えていき…。

    小国の文化が、大統領の口ずさむ歌にまで入り込んでいく。

    戦争で土地を奪ったことで、自国の文化が侵略した国の文化に上書きされていく事は、ある意味皮肉でもあるな・・・と考えさせられた作品。

    投稿日:2023/02/08

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  • 賢い民の存在

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    3月9日に上野での「時忘れじの集い」に参加してきました
    戦後67年たった今でも行方不明とされる東京大空襲の犠牲者の方々のご家族の苦しい思いは今も変わらないと「もうあきらめなければいけないとわかっていても、まだどこかで生きているかもしれない」という胸のうちを聞いたとき涙がこぼれてしまいました
    まったく戦争の体験のない私たちがどのように「戦争の悲惨さ」を訴え「平和の尊さ」を伝え続けたらよいのかと・・・
    この絵本に登場する小さな国は、敵国を歓迎しました
    これは「暴力に対しての解決は平和対応」というひとつのキーワードだと思います
    暴力の繰り返しでは悪の連鎖は断ち切れないと、勇気ある「人間主義」
    の選択ができる、賢い民が存在したのです

    このお話の終わり方でははっきりとした結果は出ていないようですが、この答えはこれから未来に見かって行く子供たちへ願いをこめて託します

    投稿日:2012/03/24

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  • 武器を持たない小さな国 

    世界中の 人々を 幸せにするために 世界中を 征服した ある 大きな国の 大統領の おはなし

    むかし 大きな国が ありました 
    えっ! こんな国があったの?    お話ですからね〜
    全ての国を征服して ただ一つ 小さな国を征服しに行くのですが・・・・この国は兵隊がいないのです
    だから 戦争にもならず むしろ歓迎されて 大きな国の大統領や兵隊は、お料理を教えてもらったり  石けりをおしえてもらったり 昔話をきいたり 歌を教えてもらったり  楽しく過ごすのです。

    人間は本来 争いごとよりも みんなと仲良く暮らす方が楽しいのでしょうが・・・
    でも 現実は違います 
    今でも 戦争をしている国がありますから・・・ 人間は どうして 争うのでしょうね?(人間の愚かさを 感じます)

    この絵本の小さな国のように 過ごせたら幸せですね!

    石けりは 笑えました。 大人も子供の時に遊んだ懐かしい思い出が嬉しいのですね。
    大統領はどう変わるのでしょうかね?(変わってほしいという願いを込めて!)

     絵がかわいいので子供にも読んであげたいのですが、高学年向きかな?
    せかいで いちばん つよい国  良い内容の絵本でした!

    ブータンを思いだしましたが・・・・

    投稿日:2011/12/21

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  • 強さとはなにか

    • ねこなさん
    • 30代
    • その他の方
    • 埼玉県

    大きな国の人たちが信じている幸せな暮らしとはなんでしょうか。
    大きな国に併合されること?
    自分たちと同じように暮らすこと?
    でも、それって本当に幸せなのかしら?
    そんなことを考えながら読み進めていきました。

    そして、最後に残された小さな国。
    この小さな国には兵隊がいません。
    これでは戦争ができません。
    って、ちょっとまって。大きな国の目的は、小さな国を併合して、大きな国にして、人々を幸せにすることなんじゃないの?
    戦争することじゃないよね?
    いったい、どうなるんでしょう? 
    もちろん、戦争なんてしません。兵隊がいないから戦争できない…のではなく、小さな国の人たちには、兵隊も戦争も、それどころか国境すらも、必要ないものなんです。
    大きな国の兵隊たちを歓迎し、迎え入れ、一緒に歌を歌い、冗談を言い合いながら、笑い転げちゃう。そんな人たちなのです。
    何人兵隊を送り込んでも、小さな国の人たちの暮らしに巻き込まれてしまいます。最終的に大統領は、数人の見張りだけを残して引き上げるのですが、この見張りも、大統領が見えなくなるとさっさと普段着に着替えて、小さな国の人たちに紛れてしまいます。

    最後の最後。
    息子に歌をせがまれて、大統領は歌を歌うのですが…。その時に歌う歌は、あの小さな国の歌。
    征服したのかされたのか? なんだかすっきりしない終わり方ですが、世の中には白か黒かで片がつく問題だけではないんだよ、ということを教えているようにも思います。
    何が幸せなのか。どうしたら皆が幸せになれるのか。
    一番大切なのは、そこなのではないでしょうか。

    投稿日:2011/06/02

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