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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

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おじいさんとヤマガラ」 その他の方の声

おじいさんとヤマガラ 作・絵:鈴木 まもる
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2013年03月11日
ISBN:9784097265078
評価スコア 4.46
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みんなの声 総数 12
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  • 鳥たちは知らない

    3.11東北地震、原発事故を扱った絵本です。
    地震による事故で、放射能が漏れだして、被害が拡大、人間を含め、多くの生物に危険が及びました。
    人間は、違う土地に移ったり、食べ物に注意を払ったりできるのですが、動物たちは、何が起こったか知らないのです。「鳥たちは知らない」という言葉が、胸に突き刺さりました。

    投稿日:2017/12/20

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  • ものがいえない命の代弁

    うわぁ〜、「全ページためし読み」が
    出来たんですね・・・
    図書館の震災関連コーナーにあって
    鈴木まもるさん?と
    思って借りてきました

    前回読んだ「つかまえて」とか
    「だんろのまえに」とか
    かわいらしい絵の印象が強いのですが
    『鳥の巣研究所』???
    全国各地で、鳥の巣と絵画の展覧会を
    開催している?
    と、HPを見たら、あらあら・・・すごいぞ

    この絵本は、3・11大震災の被害について
    取り上げています
    2014年3月11日に発行しているのにも
    意図があるのでしょう
    津波の被害の沿岸の方ではなく
    原子力発電所が
    いくつか山を越えたところにある
    山に住むおじいさんからのメッセージ

    そのおじいさんのライフワークである
    巣箱作りと
    その巣箱にくるヤマガラとの交流

    と、いっても、ヤマガラが訴えているわけではなく
    ものが言えない鳥だからこそ
    人間が考えなければいけないことを
    考えなければいけないのでは?と
    静かにおはなししてくれています

    25年前のチェルノブイリ原子力発電所事故についても
    触れています

    鈴木さんの絵に出てくる
    動物たちはとてもかわいらしく愛くるしい
    おじいさんの傍らに犬と
    気まぐれそうだけど一緒のねこ

    おじいさんは一人暮らしでも
    そんな動物たちと
    心を通わせているのかな

    最後のページ

    「いきているあいだは
    すこしずつでも じぶんの できることをして
    みんなで いっしょに げんきに くらしていこうと
    おじいさんは おもっています」

    の言葉は、胸に沁みます
    あとがきも、しっかり読ませていただきました

    対象は3歳からになっていますが
    小学生から大人まで
    幅は、広いと思います

    投稿日:2014/06/22

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  •  3月11日のあとで・・・とあれば、東日本大震災の話だと想像がつきます。

     おじいさんは毎年巣箱を作り、家の周りにやってくるヤマガラの成長を楽しみに生活していました。そのなにげない日常が、あの震災により変わっていきます。
     私たち人間は専門家が計測した放射性物質の数値でその怖さを知りますが、草や虫、それを食べる鳥など動物には知らせることはできません。
     自然界に大きいな影響を及ぼしたということ、ヤマガラのヒナの数や巣立ちで教えてくれたのではないでしょうか。そして怖さだけではなく、生き物の強さ、たくましさも教えてくれています。

     この絵本の絵がとても優しくて、温かくて、特におじいさんの横にいるイヌやネコにもおじいさんの愛情が感じられます。

    低学年の子どもにも分かるようにこういう絵本は必要ですね。

    投稿日:2013/06/04

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  • 原発事故と自然界

    鳥の巣研究家ならではのお話です。
    福島原発に近い山でヤマガラの数が減ったのは何故?
    生き物たちは原発事故で起こった環境の危険がわからないのです。
    環境破壊は非のループ構造を作ってしまうのですね。
    非の構造が人間に降りかかって来ることを考えるととても怖い内容です。
    でも、作者はチェルノブイリの例を上げながら、環境の復活についても触れていて、希望の灯を添えています。
    淡いスケッチ風の絵にのどかさも感じられて、味わいぶかい絵本になっています。

    投稿日:2013/04/25

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