「みにくいこねこ」 ふつうだと思う みんなの声

絵が漫画のような感じでお話に集中できませんでした。個人的にはあまり好きではない感じです。家族で助け合うというテーマがあるのですが、ちょっと教訓めいた感じがあって、子どもそれぞれが感じて考えないといけないことを、もうまとめて言ってしまっているような気がします。ちょっと余韻に浸ったり、自分で考えるようなラストだと良かったかな。文章は長めです。

７歳の長男に読もうかと思っていたのですが、結局一人で読みました。

『みにくいあひるのこ』を題材に、もしみにくいねこを家族がいじめなかったら、と設定したものでした。家族の無償の愛について、色々考えさせられる話ではあったのですが、うんちといっしょに産まれるとか、みにくさを表現した言葉がどうしても好きになれませんでした。

それに文章が長過ぎてまどろっこしい気がします。子供に読ませるのはためらってしまいました。

３２６さんのイラストと、それに添えられたまっすぐな言葉に励まされ、パワーをもらった１０代の私からすると、まずは懐かしさとともに、なんだかくすぐったい、恥ずかしい気分に。
若気の至りというか、、、

今回のお話もまっすぐですが、”絵本”として読むとなんだか子どもとは一緒に読みたくないかなぁ。。。
長いですし、深いような浅いようなよくわからない話の展開で、しかも半分くらい、主人公が血を流しています。
あんなに大好きだった３２６さんのまっすぐな言葉やスタンスに、共感できなくなった私は、なんだか汚れてしまった大人なのでしょうか。。。
いろんな意味で、切ない気持になりました。

もしおかあさんもきょうだいたちも「みにくいあひるのこ」をいじめなかったら・・・というおはなしです。
独特のイラストで、マンガチックな絵本でした。テーマもよいし、ユーモアがあって、楽しいのですが、文章が長いです。
子どもに読んで聞かせるには、ちょっとまどろっこしいというか。もっとシンプルな方が読みやすいかなと思います。大人やちょっと大きな子が一人で読むに良いかもしれません。

読みながら、話が長いなと思ったり、展開が独特だなと感じたりしました。
ただその理由は、お子さんにせがまれて即興で作ったお話だからだと納得。
最後のページを見ると、フユは白いライオンに見えました。
でも、シキや兄弟たちと一緒の幸せな家族だと思いました。

　自分が兄弟たちとちがうので、悩んでしまうフユ、、、。
　でもママや兄弟たちは、フユのことが大好きです。
　うんちの中からでてきたフユ、というのがおもしろいなと思いまいた。子どもが喜びそうな場面ですね。

　カラフルな色で描かれた、アニメのようなキャラクターが楽しいです。フユの表情がほほえましいなと思いました。

　楽しくてほのぼのするお話ですが、小さな子どもには、ちょっと長すぎるかなと思いました

テーマがハッキリと描かれている絵本です。

文章やイラストが個性的なので、
好みは分かれるかもしれませんが
テーマはよく伝わってきました。

文字とページ数がとても多いので
小さなお子さんに読み聞かせるのは、難しいかもしれません。

どちらかというと、大人か
自分で文字を読める年齢のお子さん向けだと思います。