表紙の可愛らしさに惹かれて、図書館から借りてきました。
3歳と8歳の娘たちと読みました。
うさぎのミミちゃんはお姉ちゃんが戸棚に何かしまうのを目撃します。
我慢できずに覗いてみると、中には自分そっくりの
ふわっふわで可愛いうさぎのぬいぐるみ!
「ちょっとだけ」と内緒で借りて遊んでいるうち、
ミミちゃんはスケーターにぬいぐるみをしばりつけ、
外に飛び出してしまいます。
そして気が付くとぬいぐるみはボロボロになっていて・・・?!
ふくざわゆみこさんの絵がとてもかわいらしく素敵なのですが、
黙ってぬいぐるみを持ち出し壊してしまうという
本来なら謝らなければならないことをしてしまったのに、
ミミちゃんから「ごめんなさい」の一言がないのがとても気になり、残念に思いました。
お友達の優しい気持ちや、
その優しい心に気付いたミミちゃんは素敵なので、
裏表紙にでも、ミミちゃんが家族に謝っている場面が描かれていたら良かったのになーと思いました。
ちなみに子供たちは、「ごめんなさい」がなかったことは
私に言われるまでは気にならなかったようです。
「言われてみたら、あ、そうだね」くらいでした。